VJ何年ぶりだろ。
今回やるのがVJと呼べるかどうかも微妙だけどw

以前はちょこちょこVJをやったりしてて、
でもVJってなんか割に合わないなーと思ってて、
(今は違うと思うけど)昔なんかプロジェクタ含め機材を全部持ち込んで大変な思いをしてやったりしてて、
そんでもって本当にVJなんて必要なのか、という疑問もあったりして、
2007年のATAK NIGHT 3で、今までやったことを総動員して果てて打ち止めにしようと思って挑んで、それはかなりの手応えがあったんだけど(そのあとカナダのELECTRAってフェスに呼ばれたりもしたけど)それ以降はVJの依頼は断ってました。

REPUBLICオーガナイザーの石澤さんからのオファーは多分3回くらい断ってて、いつもスミマセンという感じだったのです。

去年の夏、僕のなかのVJ感が変わる出来事が2つ同時に起きて、一つはCBCNET主催のBYOBというイベントで、それは「みんなでプロジェクタ持ち寄ろうぜ」というコンセプトで、持ち寄ったプロジェクタを適当に射ってライブなインスタレーションを作っている感じだった。その時、うちがやったことは、プロジェクタにiPadガムテで貼り付けて、そこから爆発する映像を出して、プロジェクタを肩に抱えてお客さんを爆撃してた。


そしてそのつぎの日にUNITであったMaltine Recordsの「もうなんかやけくそでサマーオブラブ」というイベントで「野良VJ」っていってまさにBYOBと近いことがやられてて、何人かが持ってきたプロジェクタをメインスクリーンのVJの上に重ねてテロしてて、みんなが競い合ってオモロイことやってやろうとしてる感じが、スケボーで同じセクションをみんなで順番に攻めて、競い合ってる感じというか。
そういう「野心」とか「競争心」みたいなのを初めてそういう場で見た気がして。
それを見た時に「VJってこういうことなんじゃないの?」って強く思ったのがあり、
今回依頼を受けた時に、BYOBや、やけサマで見た光景を膨らませたアイデアが出てきたので、それがやれるならという条件で受けることにしました。

そういう話を石澤さんと話して、そしたらMaltineのtomadくんがDJをやるというので、内容的にバッチリだということになり、またtomadくんがステイしている渋家の人たちに手伝ってもらおうということになり、総勢で15人のチームが編成されましたとさ。

めちゃくちゃやりますよ。

実はやけサマの時にメインスクリーンをハックしてた一人であるヤンツくんが、その時はこういう感じ(before)だったのが、進化してこういう感じ(after)になってるんだけど、やんつくんにも参加してもらったり、

before:



after


あと、やけサマの時に僕がカッコいーなと思ってたアクト(顔面VJをやってた)の人がなんと渋家の親分のとしくにくんだったことが後からわかったりして(彼も参戦します)いろいろ偶然も重なっていたりもします。

今回は(というかいつもそうなんですが)シーンから総スカン食らうことを目指しておもいっきりやりたいと思ってます!!!

プロジェクタによるビデオ爆撃専用のiPhoneアプリも作ったし、スクリーンも通常とは違ったものを用意するし、
後もう一つ、倫理的にチャレンジングなこともやります。
でも、祭りなんで。みんなと共有している祭りの場ってオープンソースだと思うんですよね。

3つくらいの部分で逸脱したパフォーマンスになると思います。

たぶんもうVJオファーされることないと思うのでw 見納めに来てくださいw

http://republic.jpn.org/

あと、今日のDOMMUNEに関連番組で出演します。
これも覗いてみてください。

以上、宣伝でしたw

ハードルあげちゃったなぁ。。