歯の隙間にえのきが挟まっているとき、舌でいじることがある。別にえのきでなくてもいいのだけれども、えのきは歯に挟まりやすい。そうやってずっと歯の隙間を舌でいじっていてもえのきが取れなくて、口の中に指を入れてみると、たいてい思っていた場所にえのきは無かったりする。
あらためて鏡で見ながら、舌でえのきに触れて位置を確認してみると、舌がすごく大きく膨らんでいることに驚いて、そのまま口の中のいろんな所に触れていくと、小さくすぼまったり、ひらぺったくなったりと自在に形を変えていく。舌で触れた時と、口の中に指を入れた時でえのきの位置がずれるのは、舌が大きく形を変えるからだ。しかしこう書いてしまうと舌の触覚が指に対して特殊である様になってしまう。そうではなくて、多分どちらもそれ自身にとって正しい認識をしているだけで、その認識同士を繋ぐ回路がなかっただけだ。きっとトレーニングすれば一致してくる(してしまう)はずだ。これを書きながらさっき気づいたのだけれども、下を90度回転させて、顎歯の内側を左右(90度回転してるから上下?)舐めると、一瞬歯が縦というか45度〜90度くらい傾いて並んでいるように感じた。気持ち悪〜