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「btRule_flow」2010 / glue / 900mm x 450mm


鈴木隆志による個展「白線の上を歩きたくなる」が5月29日から6月28日までホテルアンテルーム京都にて開催される。

鈴木は、東京大学情報学環先端表現にて、音、振動、映像、センサーなどを総合的に用い、パブリックアートの研究を行い、2010年に卒業。

本展では、昨年仙台メディアテークで発表した「JUNKLAND」に加え、写真にエポキシ樹脂を流し込んだ作品や、照明やマネキンの表面をシリコンが覆う立体、LEDの作品を展示する。感覚刺激による快楽、精神的に依存してしまうことなど、人がしてしまう嗜癖行為。その行動や癖を「人間の抗えなさ」というコンセプトのもと、音、振動、映像、センサーなど様々なメディアを駆使してアートとして抽出し、私たちの五感を超える作品を現出させる。

京都で初の個展となる本展では、新作を含む約17点が展示される。
5月31日(日)には作家も交えたオープニングレセプションも予定されているので、ぜひ。

白線の上を歩くことに集中している間は不思議と安心する。
落ちたらダメな気がして、なんだかやめられない。
生きるのに必要ないのにする行動がたくさんある。
意識しなくても、教えられなくてもしてしまう行動。
人の脳には抗えないことがたくさんある。
鈴木隆志


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「btFrame_potograph」2013 / photograph, Epoxy / 127mm x 89mm


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「btImagene_burst 」2014 / plaster / 780mm x 1700mm


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「btUnstable_JUNKLAND 2014」wood,
digital devices / 2700mm x 2500mm


Information

鈴木隆志 個展「白線の上を歩きたくなる」
http://hotel-anteroom.com/gallery/1174

会場:ホテル アンテルーム 京都
〒601-8044 京都市南区東九条明田町7番



営業時間:12:00 – 19:00 無休
会期:2015年5月29日(金)~6月28日(日)
オープニングレセプション:2015年5月31日(日)19:00~21:00
※作家も在廊いたしますので、是非ご参加ください。

Profile

鈴木隆志 l Takashi SUZUKI
1986年生まれ。
2007年 石橋素の弟子になる。
2008年3月 慶応義塾大学理工学部卒業
画像処理による、時間軸を含めた動作解析の研究を行う。
2010年3月 東京大学情報学環先端表現卒業
音、振動、映像、センサーなどを総合的に用い、パブリックアートの研究を行う。
2010年 株式会社buffer Renaissを設立する。