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『Run after Deer!』(パラッツォ・ベンボ、ヴェネツィア建築ビエンナーレ、2012)シグネチャーズ|撮影:松田達

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『海市——もうひとつのユートピア』展(ICC、1997)シグネチャーズ第12週

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磯崎新《ギャラクシー(スケッチ)》


12月14日より、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]にて、「磯崎新 都市ソラリス」展が開催されている。

本展は、ICCオープニング企画展「海市——もうひとつのユートピア」(1997)を監修した建築家磯崎新を再び迎えて、これまでの都市デザイン、アーキテクチャ論を超える新たな都市像を考える場として企画された。

会場では,1960年代から現在に至るまで磯崎が手がけてきた都市計画プロジェクトの変遷をたどりながら,複数の参加者の介入によって変化していくワーク・イン・プログレスの展示が展開される。この舞台となるのは,2012年の展示「Run after Deer!(中原逐鹿)」(パラッツォ・ベンボ、ヴェネツィア建築ビエンナーレ)でも取り上げられた、現在中国で進行中の磯崎の最新のプロジェクト「鄭州都市計画」だ。会期中は、祝祭空間としての都市をメディア・アーティストの提案によって実現するなど、ワークショップやディスカッションなどを通じて、高度情報化時代における都市像を模索しつつ、動的な「都市形成装置」としての都市を試みる。

本展アドヴァイザーに、南後由和、日埜直彦、藤村龍至、松田達、「鄭東新区龍湖地区副CBD」1/200模型 インスタレーションには、高山明(演出家)、ダブルネガティヴス アーキテクチャー(建築家)、平川紀道(アーティスト)、ライゾマティクス(クリエイティヴ・コレクティヴ) らが参加する。

また、鄭東新区 都市ワークショップを松川昌平+松川研究室(慶應義塾大学環境情報学部)と、砂山太一+永田康祐(東京藝術大学 芸術情報センター)が行う。ほかにもトークセッションなどの関連イベントも予定されている、詳しくは公式サイトにて。

Information

「磯崎新 都市ソラリス」展
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2013/ISOZAKI_Arata_SOLARIS/index_j.html

会期:2013年12月14日(土)─2014年3月2日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階

開館時間:午前11時─午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),年末年始(12/28—1/3),保守点検日(2/9)
入場料:一般・大学生500円(400円)/高校生以下無料
*( )内は15名様以上の団体料金
*会期中ご本人に限り何度でも再入場可能
*身体障害者手帳をお持ちの方および付添1名,65歳以上の方は無料

参加者
■アドヴァイザー
南後由和,日埜直彦,藤村龍至,松田達

■「鄭東新区龍湖地区副CBD」1/200模型 インスタレーション
高山明(演出家)
ダブルネガティヴス アーキテクチャー(建築家)
平川紀道(アーティスト)
ライゾマティクス(クリエイティヴ・コレクティヴ)

■鄭東新区 都市ワークショップ
慶應義塾大学環境情報学部 松川昌平+松川研究室
東京藝術大学 芸術情報センター 砂山太一,永田康祐

ほか

展示協力:梅岡恒治,松井茂,宮崎晃吉