広島市現代美術館にて、特別展「路上と観察をめぐる表現史―考現学以後」が開催されている。

本展では、1986年に結成された路上観察学会をはじめ、彼ら観察者が路上に見出した創作物をあらためて紹介するとともに、様々なアプローチを通して観察/発見という行為が表現として成立する様子を検証する。

出品作家・グループは、今和次郎、吉田謙吉、木村荘八、岡本太郎、コンペイトウ、遺留品研究所、赤瀬川原平、トマソン観測センター、林丈二、一木努、路上観察学会、大竹伸朗、都築響一、チーム・メイド・イン・トーキョー(アトリエ・ワン+黒田潤三)、
ログズギャラリー、下道基行 ほか。

会期中は、対談「大竹伸朗×都築響一」、ログズギャラリー「農民車」試走会、下道基行によるワークショップ「見えない風景」など、関連イベントも予定されている。

観察する者と観察される物(者)の双方が、ともに表現とは何か、という重大な問いかけを投げかける、芸術の在り方について考察する本展覧会にご注目頂きたい。

Information

広島市現代美術館 特別展「路上と観察をめぐる表現史―考現学以後」
http://www.hiroshima-moca.jp/rojo/

会期:2013年1月26日(土)〜4月7日(日)
会場:広島市現代美術館
開館時間:午前 10 時 – 午後 5 時 ※入場は閉館 30 分前まで
※ 3 月 26 日(火)〜 4 月 5 日(金)は午後 7 時まで開館
休館日:月曜日および 2 月 12 日(火)
※ただし、2 月 11 日(月・祝)は開館
観覧料:一般 1,000(800) 円、大学生 700(600) 円、高校生 500(400) 円
※ ( ) 内は前売りおよび 30 人以上の団体料金
※小中学生、65 歳以上は無料
主催:広島市現代美術館、中国新聞社
後援:広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送

出品作家・グループ
今和次郎、吉田謙吉、木村荘八、岡本太郎、コンペイトウ、遺留品研究所、 赤瀬川原平、トマソン観測センター、林丈二、一木努、路上観察学会、 大竹伸朗、都築響一、チーム・メイド・イン・トーキョー(アトリエ・ワン+黒田潤三)、 ログズギャラリー、下道基行 ほか