読者のみなさんこんにちは。メディアアート界のザ・リリーズことたにぐち・わたなべです。今回は我々が講師を務めるレクチャーのお知らせです。

きたる12月3日(金)、東京藝術大学上野キャンパスにある芸術情報センターという施設でレクチャーをおこないます。題して「飲み会メディアアートの現在―想像力とコミュニケーションの新たな地平に向けて」。これまでのCBCNETの連載をベースに、「飲み会メディアアート」と呼ばれる芸術表現/制作手法について考えてみたいと思います。

以下、概要です。

思い出横丁情報科学芸術アカデミー(谷口暁彦+渡邉朋也)
「飲み会メディアアートの現在―想像力とコミュニケーションの新たな地平に向けて」


日時:2010年12月3日(金)5限(16:20~17:50)

会場:東京藝術大学芸術情報センター(上野校地総合工房棟)

テーマ:「飲み会メディアアートの現在―想像力とコミュニケーションの新たな地平に向けて」

概要:有史以来、密接な関わりを持ってきた「飲み会」と「芸術」。この講義では、その歴史的背景を領域横断的に振り返りながら、「飲み会」という場でつくられる芸術表現、および「泥酔した身体」がつくりだす芸術表現の特徴について、主に身体性の拡張といった観点から酒を飲まずに考察します。そしてそれを踏まえた上で、こうした一連の芸術表現を「飲み会メディアアート」として捉えたときに見えてくるテクノロジーと人間の関係を軸に、今日におけるメディアアートの可能性について酒を飲まずに検討します。

プロフィール:新宿・思い出横丁で発見されたメディアアートにまつわるエフェメラルでアンフォルメルなコミュニティ。おおむね夜になると立ち現れ、未明には消え去ってしまう。谷口暁彦と渡邉朋也がそのコミュニティに参加し、そこでの活動をまとめたもののひとつがCBCNET上で連載されている「たにぐち・わたなべの思い出横丁情報科学芸術アカデミー」である。

12月3日: 思い出横丁情報科学芸術アカデミー(谷口暁彦+渡邉朋也)「飲み会メディアアートの現在―想像力とコミュニケーションの新たな地平に向けて」

平日の夕方ではありますが、ぜひ参加ください。