contact Gonzoズにお誘いいただき10/6からドイツのフライブルグで開催中の、ダンスとアーバンガーデニングのフェスに来ております。YCAMでやった仕事きっかけで、ヨーロッパいるなら是非ということで呼んでもらって、コラボレーターとして10/28まで滞在予定。

http://theater.freiburg.de/index/TheaterFreiburg/Start.html?naid=848

http://www.theater.freiburg.de/blog/?p=11746

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各地に中、小規模の都市が点在するドイツ、その中でもフライブルグは割と小規模の部類に入る都市(たぶん)。ZKMがあるカールスルーエと同じぐらいの規模みたいだけど、カールスルーエよりは若干都会的な印象。仕事引退して移り住んでくるおっちゃんおばちゃんと、あと大学があって若者が多いらしい。タグとかボムも多い。今回呼ばれたのはそんな町で開催されてるインターナショナルダンスフェスで、世界中からダンサー呼んで、ここ数年で流行ってるアーバンガーデニングも取り入れてて、シアターの前とか、建物のバルコニー、屋上で野菜育てたり養蜂したりな感じのフェス。

フェスが開催されるシアターはめちゃくちゃでかくて、クラシック音楽からオペラ、ミュージカル、コンテンポラリーダンスなどなど、劇っぽいことならなんでもやってて、スーパーでかい工房がたくさんあって、衣装や大道具、全て内製作れちゃうけっこうすごい劇場。YCAMをアナログにしてでかくした感じ。シアターてどこもこんな感じなのでしょうか。

フライブルグの街はキレイで治安よくて、あと人が親切で住みやすそうだなーという印象。物価は若干高いけど。

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Gonzoメンたちは関空で飛行機が遅れた関係で到着日が一日伸び、初日は一人でダンスパフォーマンスみたり、館内案内してもらったり。普段ダンスパフォーマンス系は全然見ないので、たくさん見れる良い機会。しかしお客さん多くてびっくり。習慣的にダンスとか劇を娯楽としてカジュアルに見るんだろなと実感。この街美術館ないみたいですし。

二日目、Gonzoたちが到着して下見がてら詳しく館内案内してもらう。バルセロナ経つ前に若干ドローイングマシンの準備はして来たんだけど、詳しく何やるかとかそこまで聞かされてなくて、実際現地着いていろいろ見てから何するか決めてくことが多いようです。パフォーマンスもそうだけど、普段の生活からかなり即興的な部分が多い。

街にあったチビGonzo銅像

電子パーツ屋さん。去年行ったスロベニアのマリボルにもパーツ屋あったし、ヨーロッパの都市パーツ屋あるとこ多い。品揃えはそこまで良くないけども。

シアターの1階になぜかジャクソン・ポロック推しのバーがあって、そこの空間にインスタレーションつくってっていうのと、会期中にパフォーマンスやってっていうのが今回Gonzoにきたオーダーのようです。で今週末、土日で最初のパフォーマンス。自分はそのパフォーマンス中にバネで吊るタイプのドローイングマシン動かしたり、リアルタイムに録画した映像の時間軸操作しながら再生する簡単なソフトつくってVJ的にプロジェクションしたり。

3週間の滞在で実験的に映画つくってみるっていう企画も同時進行で、土曜のパフォーマンス終えて、日曜の朝ミーティングで真面目にみんなでキン肉マンの動画見たりしてます。リファレンスとして。

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ということで1週間が経過。宿泊は5人で狭いアパートに滞在してる感じだけど、ルームシェア的なのは慣れてるし、むしろバルセロナでは一人暮らしだったので毎日楽しい。塚原さんがつくってくれる夕食めっちゃうまいし。そしてGonzoの皆さんと毎日一緒に行動を共にしていて、勉強になることがとても多い。普段ダンスのシーンで活動している人たちなので(Gonzoやる前ダンスやってたって人いないけど)、もの事の進め方とか、考え方とか、お〜なるほどとなることが多々ある。とても新鮮。
あと二週間、ざっくりとした方向性しか決まってないけど、絶対楽しい方向に転んでいくのでどうなっていくかとても楽しみ。