Hola! ¿Qué tal?
ということで、日本のやり残し作業をちまちま進めながら2週間経過。早い早い。
ビザの最終手続きはまだ終わってない。
アトリエは決まったけど、火曜にやっと前使ってる人がどいて使える状態に。。
今週は2回ほど自分の作品プレゼンする機会があって、あと月曜にIAACていう先端建築の大学院大学の中にあるFabLab Barcelonaを見学させてもらったりした。


前に3ヶ月滞在してた時に仲良かったジェラルド(まだ学生)が卒制の全自動編み機のパーツ切りにFabLab行くと言ってたので、すかさずお願いして同行させてもらった。
IAAC及びFabLab BarcelonaはHANGARから歩いて15分ぐらいの割りと近いところにあって、HANGAR同様、工場の跡地をリノベーションした建物が校舎になってて、広大なスペースには見たことないような機種の3Dプリンタやレーザーカッター、あとロボットアームまで、ないもんないんじゃないかってぐらいなんでもいろいろ揃ってた。

来年はFab10ていうデジタルファブリケーションの世界大会がバルセロナで開催予定で、(Fab9は横浜でやってた)薄々気付いてたんだけどバルセロナやはりファブ大国みたいになってんなーと、ここに来て強く感じた。3年前で既にだいぶ先進的なファブリケーション系の展示やっててかなり衝撃受けたんですが、その感じがさらに加速してる印象。
どうやらバルセロナの州ぐるみでそっち系力入れてる感じらしい。
経済悪いのも関係あるんだろうな、お金ないから全部自分で作っちゃう精神みたいな。

ちなみにジェラルドくんの全自動編み機、プロトタイプはこんな感じ。

Confección con doble frontura from Gerard Rubio on Vimeo.

本番はこれの3倍ぐらいのでかさ(製作中)で、柄は編めなくて自動で編むってとこにフォーカス当ててるみたいです。
編み機系の作品世界中で流行ってるようですね

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翌々日の夜、HANGARに最近きたアーティスト4名(自分含)のプレゼン大会 with フリービール。
みんな英語しゃべれんのにスペイン語でプレゼンする上に、すごい高文脈っぽい現代アート然とした感じの作品つくる人ばっかで、スライドとか見ても全然よくわからず。
仕方なく自分の番までビールがぶ飲みしてたら酔っ払って、自分の番で英語どもりまくって上手くしゃべれず。。
しかし大量に用意した画像と動画のお陰でそこそこウケた。

プレゼン後、前の滞在でもう一人仲良かった現地人アーティストのラウルに飲みに誘われてほいほいついてったら、待ち合わせ場所でまたしてもIAAC。

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次の日、ラウルが非常勤で教えてるデザイン系の専門学校(?)で、夏休み明けの最初のクラスだから是非プレゼンしてくれと頼まれ、学生の前でプレゼン。
美大ていうバックグラウンドが学生さんたちと同じ境遇なので、学生には大変刺激になったはずとのこと。
ちなみにラウルはこのクラスPdを教えるそうです。
帰りの電車でいろいろ話してて、彼はここの他にもう2つ非常勤枠で教えてるらしく、非常勤事情をいろいろ聞くと、給料安い割に時間もってかれるみたいなことでなげいてて、日本でもどこでも非常勤の事情だいたい同じなんだなと思った。

美大系学校訪問は大好きなので、バルセロナに限らず今後もチャンスあればどんどん訪問して簡単にレポります。

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で、金土日と、HANGARの近くのHANGARみたいなアーティストランスペースLa Escocesaで、最初の週に自分のアパートの裏でライブペイントしてた日本人のMinaちゃんとZosenが主催する大規模な国際ミューラルフェスみたいなのがあって行ってきたんですが、よかったのでそれはまたエントリで。