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2月11日(木・祝)、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)にて、人工知能研究の現在と「超知能」の可能性、それらの社会的・思想的インパクトを論じたマレー・シャナハン著『シンギュラリティ――人工知能から超知能へ』の出版にあわせてスペシャル・トークが開催される。

本書では、「全脳エミュレーション」などの最先端のAI研究を解説し、さらにAIの政治・経済的インパクト、AIと意識の問題、そして「2045年にはAIが人間の知能を超える」という、いわゆるシンギュラリティ問題までを、さまざまな思考実験を通して考察している。
原書はMIT PressのEssential Knowledge Seriesの『The Technological Singularity』となっている。

ディープ・ラーニングや「ホーキング博士の警告」などで、にわかに注目を集めている人工知能(AI)。はたしてシンギュラリティはやって来るのか、人工知能は人間の味方なのでか、それとも敵なのか?

トークでは、本書を起点に、テクノロジーと社会の可能性について考察していく。
出演は、本書の監訳を務めたドミニク・チェン(情報学研究者)に加え、岡瑞起(ウェブ・サイエンス/筑波大学准教授)、塚田有那(編集者/キュレーター)らが登壇。

さらなる詳細はドミニク・チェンさんのこちらの記事にて。

人間の脳の活動すべてを、コンピュータで模擬できるとしたら?
そしてシミュレートされた脳を物理的な身体とつなぐことができたなら?
人工知能の発展の先に浮かび上がる問題の描き方は見事である。
そして、本書が最後に投げかけるのは壮大な問いである。
人工知能は人類にとっての希望なのか?
– 松尾豊氏(東京大学准教授)推薦





Information

オープン・サロン スペシャル・トーク
「シンギュラリティ:人工知能から超知能へ」

http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2016/Opensalon83/index_j.html

日時:2月11日(木・祝)14:00より開催
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2
東京オペラシティタワー4階

出演:ドミニク・チェン(情報学研究者),岡瑞起(ウェブ・サイエンス/筑波大学准教授),塚田有那(編集者/キュレーター)