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Report : 『Probarious』 by PMKFA / Assistant

February 6, 2008 7:44 PM

0802_probarious_top.jpgDiesel Denim Galleryにて昨年12月から開催され先日終了したPMKFAとassistantによるエキジビション「Probarious」展の模様をレポート。



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0802_probarious_01.jpgphoto by Sebastian Mayer


「Probarious」展はスウェーデン人グラフィックデザイナー『PMKFA』と建築をベースに異分野をまたぐ活動をしているクリエイティブ・グループ『assistant』とのコラボレートプロジェクト。PMKFAによる立体物とassistantによる視覚的注釈で構成されており、広いギャラリー内のほとんどの作品が天井から吊るされているという展示内容であった。また2次元から3次元へと生まれ変わった作品は、インスタレーション内に設置されている複数のカメラにより再び2次元の映像として壁面へプロジェクションされていた。

ギャラリー内のロフト部分にはassistantの建築家 松原慈によってPMKFAの空間的な立体物に対する架空の神話のような不思議な注釈を文章にして展示してあり、それによりインスタレーション全体をさらなる次元へと上げていた。
今後もこの両者の活動に一層注目していきたいと思える展示内容となった。

- オープニングの様子


Photo Gallery


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Detail

Probarious
PMKFA exhibition with visual commentary by Assistant. 
Diesel Denim Gallery Aoyama

http://www.diesel.co.jp/denimgallery
December 7th 2007 – February3rd 2008.

アーティストプロフィール
PMKFA
http://www.pmkfa.com
Micke Thorsby 。1979年スウェーデン生まれ。
コペンハーゲンとロンドンで活動し、現在は東京を拠点とする。PMKFAのグラフィックアートは音楽関連、パッケージ、マガジンやブックなど多方面に渡り、過去のクライアントはUniversal music、Uniqlo、Atlantic records、WoodWood、Sixpack France、BeamsT、Nudie Jeans、Ubiquity records、Arkitip、Lo-Fi-Fnk、Kockyなど。また近年は新たなフィールドに活動の範囲を広げ、2006年からスウェーデンの家具ブランド「Vujj™」のアートディレクターを務め、ロンドンとミラノにて展示会を開催。またグラフィックを多用した衣服レーベル「It's Our Thing」を立ち上げる。"Probarious"は2007年において、「Green Winter」(東京)、「A Bag of Grease」(バルセロナ)に続いて3回目のエキシビションとなる。


assistant
http://www.withassistant.net
assistantは、02年に松原慈、有山宙を中心に領域融合的デザイン活動として始まり、実験的な手法で、空間・建築、インタラクティブ、現代美術の各分野で活動。05年からは新たにinternational & interdisciplinary design practice - assistant Co., Ltd.を組織し、国際的に活動の幅を広げる。設立以来、世界各国のアーティストおよびクライアントと協力し、領域や国境から解放された自由なクリエイションを展開している。最近では、ロンドンデザインウィーク、ミラノサローネ、Design Tide in Tokyo 2007にて展覧会デザインを手がけたほか、森美術館、トーキョーワンダーサイト、秋吉台国際芸術村などで作品発表およびワークショップを展開している。

About DIESEL DENIM GALLERY
DIESEL DENIM GALLERYは、東京とNYにしかない、デニムをアートとしてディスプレイし、まるで芸術作品を鑑賞するかのようなスタイルでショッピングが体験できるストアです。ここでは、ギャラリースペースとして若手アーティストのサポートも積極的に行っており、フロアを作品の発表の場として開放しています。また、この独創的な空間では、ディーゼルの中でも最もプレステージの高いDIESEL DENIM GALLERYのコレクションもお楽しみいただけます。毎シーズン限定で発表されるこれらのアイテムは、大変希少で着用出来る“アート”作品となっています。独自のユニークなアイディアで革新的なライフスタイルを提案するディーゼルのアートな空間をDIESEL DENIM GALLERY AOYAMAで是非お楽しみ下さい。

以下“Probarious”展序文

"Probarious"冒頭及び紛失された第二章からの抜粋

「この未知空間では、起こりうる未来の数々が隣り合わせに消えては現れる。この左右対称に星がきらめく合わせ鏡の中心軸は、不可能を可能と映し出す。
この世界では、音に甘美な味があり、光る紫色の歯をもった巨大な番人が足音をたて、気体へ姿を変えようとする時間を捉まえては、液体へ変化させている。

この場所で、われわれが知るところの知性が始まりすでに終わった。知性は実験的に点火され、数年前、美しさを狂気へと変形させる前に取り出された。結局のところ、どこにでも存在する場所とどこにも存在しない場所の両方で同時に終わりなく続くチェス・トーナメントが、またしても気づかれずに引き分けに終わっただけなのだ。騎兵があまりに明らかな過ちで、C-7へ移動するはずのところをD-6へ動いたことは、致命的な結果をもたらし、生物を消滅させた。
とはいえ、消え去ったものは、所詮、初めから真っ黒に色褪せてしまう運命だったことも事実である。

"Probarious"の第四章がついに解読されたとき、見るべきものの定義は拡大され、整然とした社会は試されることになった。精神の血脈に新しい視力が注入されるや、強さを力と同視する見方は姿を消し、何事も起こらない数分の間に出現する気づきの中に物質的実体の本質が通知されることになる。その数分のうちに起こった些細なこととは、純粋な喜びのためだけに重力に反発し、石を空気より軽くする試みや、目に見えない境界を崩す行為にほかならない。」

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