ミュオグラフィ――21世紀の透視図法
丸の内の東京駅のすぐ近く、JPタワーの中に日本郵便と東京大学が産学協働で運営してる「INTREMEDIATEQUE(インターメディアテク)」という入場料無料の超穴場な感じの博物館があってこの前たまたま行ってきたのですが、その中で目を引いたのがミュオグラフィという最新の透視技術を紹介する特別展示。
「ミューオン」という高い透過性を持った素粒子の移動方向を長時間観察することで、火山や原子力発電所、ピラミッドなどの巨大な構造物の内部を可視化できるとのこと。すごい。
2014年ぐらいにはじめて火山の内部構造を動画で記録することに成功したらしく、課題もまだまだ多いこれからの技術らしい。これはすごいポテンシャル秘めてるな作品につかえたりしないかなとか思ったけどミューオンを観察する装置が材料費だけで安いもので500万円程度、最新鋭のもので8,000万円程度とのこと。。はやく3Dプリンタ並に一般人の手に届くぐらいの価格帯になってほしい。
ちなみにINTREMEDIATEQUEは今まで見た博物館とは一線を画する、ちょっと変でヤバさを感じる博物館でした。タダだしオススメ。