メディアアート、メーカーの研究開発サポートからエンターテインメント、広告といった多分野において常にあたらしい表現を切り拓いてきたライゾマティクスによる創立10周年記念展「Rhizomatiks 10」が、4月19日よりスパイラルガーデンにて開催される。
相互横断的に増殖する「Rhizome」という概念を語源に持つこの組織は、ソフトウェアからハードウェアまで、“フルスタック”に手がける稀有な存在として世界にもその名を知らしめ、いまや時代に求められる存在となった。昨年、創立10周年を機に、研究開発をベースにした実験的な表現を追求する「Research」、問題解決をおこなう「Design」、空間のあり方を問い直す「Architecture」の3部門体制となり、より専門性の高いプロジェクトを手がける彼らが、いままでの10年を振り返り、これからの10年を予見する試みを行う。
また、会場では、ライゾマティクスとトーキョーカルチャート by ビームスのコラボレーションによるオリジナルグッズとして、パーカー、Tシャツ、ステッカーなど、いずれも新作の限定商品が販売される。
Rhizomatiks Research×ELEVENPLAY《border》Photo: Muryo Homma (Rhizomatiks Research)
Rhizomatiks Design 《グラフィックデザインの死角 The Blind Spot of Graphic Design》Photo: Muryo Homma(Rhizomatiks Research)
Rhizomatiks Architecture 《Media Ambition Tokyo 2016 SPACE EXPERIMENT》Photo: YAMAGUCHI KENICHI (RRD)
Information
Rhizomatiks 10https://rhizomatiks.com/s/event/rhizomatiks_10/
会期:2017 年 4 月 19 日(水)〜30 日(日)11:00~20:00 会期中無休
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)ACCESS MAP
アクセス:東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅
入場:無料
共催:株式会社ライゾマティクス、株式会社ワコールアートセンター
企画制作:株式会社ライゾマティクス
企画協力:スパイラル
Profile
Rhizomatiks(ライゾマティクス)2006年に設立。Webから空間におけるインタラクティブ・デザインまで、幅広いメディアをカバーする 高い技術力と表現力を併せ持つ組織。アーティストのほか、ハードウェア/ソフトウェアのエンジニ ア、デザイナーやプランナーなど、幅広い分野のスペシャリストが在籍し、メディアアートで培った知 見と高い技術力・企画力をエンターテインメントや広告といった多分野において展開。プランニングか ら制作までフルスタックで手がけ、海外においてもその名を知られる数少ないプロダクションである。 アルスエレクトロニカ、文化庁メディア芸術祭、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェス ティバルなど受賞歴多数。
URL:https://rhizomatiks.com/