20140606_mot-cosmology
東京都現代美術館にて、展覧会『ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを越えて』が6月7日より開催される。

本展では、2014年夏の宇宙ブームにあわせて、限りなく私たちの日常に近づく宇宙領域と、アーティストらによる内的宇宙を、個々のコスモロジー=宇宙論を超える多元的宇宙として解釈し、アートインスタレーション、人工衛星やロケットの部品(フェアリング)などの宇宙領域資料、宇宙にかかわる文学、マンガやアニメーションなど多様なジャンルの作品が展示される。

参加アーティストは、逢坂卓郎、大平貴之、木本圭子、森脇裕之、名和晃平、鈴木康広、チームラボ、ARTSAT :衛星芸術プロジェクト、oblaat(谷川俊太郎、三角みづ紀、最果タヒ、穂村弘)、松本零士、SPACE FILMS、なつのロケット団、スペースダンス・イン・ザ・チューブ、イ・ヨンジュン、ユリウス・フォン・ビスマルク 他。

今年2月に、超小型衛星の打ち上げを行ったARTSAT Projectによる作品展示の他、チームラボは、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の実物大模型に、高さ19mの滝をプロジェクションマッピングする新作「憑依する滝、人工衛星の重力」や、デジタルアート作品「冷たい生命」と「脊振ILCハイスクール!」も展示予定。

その他、スーパープラネタリウム「MEGASTAR」シリーズによる満天の星空、楽しく身体を動かしながら無重力空間をイメージできる「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」や宇宙から地球をとらえた高精細映像の上映など、没入感あふれる映像・写真画像を参加体験型展示として展開する。

詳細は公式サイトにて。

20140606_mot-cosmology02

多摩美術大学×東京大学 ARTSAT:衛星芸術プロジェクト『ICC展第2期「Physical Satellite」』2012年 撮影:平林宏隆(参考図版)


20140606_mot-cosmology03

チームラボ「憑依する滝、人工衛星の重力」2014


20140606_mot-cosmology04

木本圭子『柔らかい秩序』2014年(参考図版)


Information

ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを越えて
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cosmology.html

会期:2014年6月7日(土)~8月31日(日)
会場:東京都現代美術館 アトリウム、他 (〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1)
開館時間:10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)
※7月18日、25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は21:00まで
休館日:月曜日(7月12日は開館)、7月22日
料金:
一般/1,300(1,000)円
大学生・専門学生、65歳以上/1,000(800)円
中高生/800(640円)
小学生以下/無料
※( )内は20名様以上の団体料金
※小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料
※本展のチケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。
※同時開催の「ワンダフル ワールド」との共通券:一般1,600円、大学生・専門学校生/65歳以上1,300円、中高生900円、小学生以下/無料