140618_openspace

20140604-icc-openspace06
ジェフリー・ショー『レジブル・シティ』1988-91年 ZKMコレクション ©Jeffrey SHAW
20140604-icc-openspace04
スティーヴン・コーンフォード『バイナトーン・ギャラクシー』2011年
20140604-icc-openspace03
谷口暁彦「思い過ごすものたち」撮影:高尾俊介
20140604-icc-openspace02
リヴィタル・コーエン&テューア・ヴァン・バーレン『The Immortal』2012年

毎年恒例となっている、ICC「オープン・スペース 2014」が6月21日よりスタートする。

本展では長期にわたって、メディア・アートの代表作、 先端技術を取り入れた作品などが展示され、作品を楽しむだけでなく、その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方などについて考えるきっかけとなることをめざしている。

出展作家は、阿部修也、岩井俊雄、evala+鈴木昭男、逢坂卓郎、リヴィタル・コーエン&テューア・ヴァン・バーレン、スティーヴン・コーンフォード、志水児王、ジェフリー・ショー、谷口暁彦、グレゴリー・バーサミアン、ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)、ダニエル・ローズィン、慶應義塾大学 筧康明研究室。

新進アーティスト紹介コーナー「エマージェンシーズ!」 では、時里充、小沢裕子の展示が予定されている。

インタラクティヴ・アートの初期代表作として知られる、自転車をこいでバーチャルな街の中を移動するジェフリー・ショーの「レジブル・シティ」再制作バージョンや、CBCNETでも昨年レポートした谷口暁彦の「思い過ごすものたち」、生命維持装置のみで人間の生体活動を模倣した「The Immortal」と、人工的環境と動物との奇妙な共生関係を描いた「Nowhere A Shadow」という二つの映像作品を図面とともに展示するリヴィタル・コーエン&テューア・ヴァン・バーレンなど、注目の作品が並ぶ。

会期は2015年3月8日まで。
会期中には、アーティストや有識者を招いたトーク、レクチャー、シンポジウム、ワークショップなど、さまざまなプログラムが予定されているので、ぜひ、展示と合わせて楽しみ頂きたい。


Informtion

オープン・スペース 2014
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2014/Openspace2014/index_j.html
プレスリリース:
http://www.ntticc.or.jp/Press/2014/5/0509_02_j.html

会期:2014年6月21日(土)─2015年3月8日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前11時─午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),年末年始(12/29─1/5),保守点検日(8/3,2/8)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
住所:〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
アクセス:京王新線初台駅東口から徒歩2分