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札幌市立大学公開講座「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2014」が2014年7月から9月にかけて全4回開催される。

デジタルアートやパフォーマンス、デザイン、広告制作などで、プログラミングでビジュアルやオーディオを生成したり、データを可視化したりする技法として、「クリエイティブ・コーディング」が注目されている。

この公開講座では、4つの代表的なクリエイティブ・コーディング技術を、実際に動かしながら実践的に学ぶ。

講師は、杉本達應(札幌市立大学 講師)、山田興生(ソフトウェアエンジニア)、石田勝也(札幌市立大学 講師)、田所 淳(クリエイティブコーダー)の4名。
講義内容はそれぞれ「Processingでコーディング入門」「D3.jsでデータビジュアライゼーション」「Max/MSPでVJパフォーマンス」「openFrameworksでアルゴリズミック表現」となっている。

既に申し込みを開始している回もあり、また好きな回のみ受講することができる。
公式サイトには、詳しい講義内容や予習できる参考資料等がまとまっているので、参加希望者は要チェック。

Information

クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2014
http://ccss.lab.sugimototatsuo.com/2014/

日時:
第1回 2014年7月12日(土) 13:00−18:00
第2回 2014年7月26日(土) 13:00−18:00
第3回 2014年8月30日(土) 13:00−18:00
第4回 2014年9月13日(土) 13:00−18:00

会場:
札幌市立大学サテライトキャンパス
札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 12階
電話 011-218-7500

受講料:無料
定員:各回20名[申込先着順] お好きな回のみ受講することができます。
最小催行人数:10名

対象:専門職(デジタルメディアのデザイナー等)、関心のある市民
ファイル操作、文字入力や編集といった、コンピュータの基本操作に習熟している方。
ご注意:受講者にはご自身のノートパソコン(Mac OS X 10.8 Mountain Lion以上 / Windows 7以上)の持参と、事前にこのサイトで案内するソフトウェアのインストールをお願いします。

主催:札幌市立大学

企画:
札幌市立大学デザイン学部メディアデザインコース
杉本達應研究室/DEVELOPMENTAL・石田勝也研究室(beatimage)

Profile

杉本達應(第1回)
札幌市立大学デザイン学部メディアデザインコース講師。
岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー [IAMAS] 卒業。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。 メディアアート、メディア表現ワークショップを支援するプログラム開発、コンピュータ表現の文化・技術史研究などを行う。 研究プロジェクト「DEVELOPMENTAL」主宰。 共著に『メディア技術史:デジタル社会の系譜と行方』(北樹出版・2013年)。
lab.sugimototatsuo.com

山田興生(第2回)
ソフトウェアエンジニア。武蔵野美術大学非常勤講師。長岡造形大学非常勤講師。罠猟師。
2004年国際情報科学芸術アカデミー卒業。2006年情報科学芸術大学院 [IAMAS] 修了。 財団法人国際メディア研究財団 研究員を経て、2012年からフリーランスのソフトウェアエンジニアとして活動。 主に自然言語処理やデータ視覚化などのプロジェクトに関わる。最近のテーマは釣りと狩猟とプログラミング。
yamakk.com

石田勝也(第3回)
札幌市立大学デザイン学部メディアデザインコース講師。
映像と音を使用し、VJ、インタラクティブ作品等のビジュアルスケープをコンセプトとした活動を行っている。 近年はプログラミングを使ったコミュニケーションベースの作品の制作を続けている。 また、カンパニーID、イベントID、PVなどの様々なヴィジュアルワーク等の映像作品の制作も行っている。 VJ活動名「beatimage」。
beatimage

田所 淳(第4回)
クリエイティブコーダー。多摩美術大学非常勤講師。東京藝術大学非常勤講師。
アルゴリズムを用いた音響合成による音楽作品の創作、ラップトップコンピュータを用いた音と映像による即興演奏などを行う。大学では、openFrameworks、Processing、Arduino、Pure Data、SuperColliderといった「クリエイティブ・コーディング」についての講義を行う。講義資料はWebサイトで公開、多くの学生やクリエイターに活用されている。
yoppa.org