CBCNETブログ「思い出横丁情報科学芸術アカデミー」でもおなじみの、アーティスト・谷口暁彦の個展「思い過ごすものたち」が3月15日よりアーティスト・ラン・スペース 飯田橋「文明」で開催される。

谷口はこれまでに、インスタレーションやパフォーマンス、ネットアート、彫刻、映像作品など様々な形態で作品を発表してきた。 主な展覧会に「[インターネット アート これから]——ポスト・インターネットのリアリティ」(ICC / 2012)、「ダングリング・メディア」(「オープン・スペース 2007」内「エマージェンシーズ!004」/ ICC / 2007)、「Space of Imperception」(Radiator Festival / イギリス / 2009)などがある。

作品では、視聴者数が0人のUstreamを探す、1人でUstreamを見る為のwebアプリ「First Person Ustreamer」、アナログの壁掛け時計と、映像中の同じ時計2つが、現在と同じ時間を刻む作品「夜の12時をすぎてから今日のことを明日っていうとそれが今日なのか明日なのかわからなくなる」、3Dの仮想実家空間上に、家にある様々なものの写真や音をコンポジションしていく「実家3D」 、GIFや、GIFアニメを3Dのギャラリー空間に配置し、じっくり鑑賞できるサイト「GIF 3D Gallery」などなど、メディアの特性を鋭敏に拾い上げ、独自の手法で作品に落とし込んできた。その他の作品についてはこちら

ここ数年は、インターネット上での発表が多かったが、今回の個展では彫刻作品を数点展示予定。
果たして、次はどんな展開を見せるのか、乞うご期待。

関連イベントとして、3月15日(金)「オープニング飲み会」、3月20日(水・祝)「飲み会講評」も予定されているので、こちらも合わせてお楽しみ頂きたい。

実家3D ver.2 from iko on Vimeo.


置き方/placement from iko on Vimeo.


夜だけど日食 from iko on Vimeo.


Information

谷口暁彦 個展「思い過ごすものたち」
http://okikata.org/exhibition/001/

会期:
2013年 3月15日(金)〜 3月25日(月)
平 日 : 19:00〜23:00
土日祝 : 11:00〜20:00
※開場時間が平日と土日祝で異なりますのでご注意ください。

会場:
アーティスト・ラン・スペース 飯田橋 文明
http://bun-mei.org/
〒102-0071
東京都千代田区富士見1-7-9 東京瓦会館B1

イベント:
オープニング飲み会
3月15日(金) 20:00〜23:00
(どなた様もご自由に御参加ください)

飲み会講評
3月20日(水・祝) 18:00〜20:00
(詳細決まり次第後日web上などにてお知らせします)



Profile

谷口暁彦
1983年生まれ。インスタレーション、パフォーマンス、ネットアート、彫刻、映像作品などを制作する。 主な展覧会に「ダングリング・メディア」(「オープン・スペース 2007」内「エマージェンシーズ!004」、 ICC、2007)、「Space of Imperception」(Radiator Festival、イギリス、2009)、「redundant web」 (インターネット上、2010)など。 処女小説「四月の続き」が第二回京急蒲田処女小説文藝大賞にて大賞受賞。
http://okikata.org