NYを拠点に活躍するコラージュアーティスト “Daniel Amazu Wasser“(ダニエル・アマズ・ワサー)を中心に、NYと東京それぞれの街で派生していったポップカルチャー、グラフィック、ブラック、ヒップホップムーブメントの現在を紹介するエキシビジョンが6月15日から、セレクトショップ「OPENING CEREMONY」渋谷店にて開催される。

このエキシビジョンは、2012年日本上陸3周年を迎えるOPENING CEREMONYが発信する『TOKYO CULTURAL NETWORK PROJECT』の第1弾企画として行われる。

ダニエルは、1970年代にブロンクスで誕生した草創期のヒップホップに立会い、そのメッセージ性と反骨精神を現代に伝える強い個性と魅力を持ったアーティスト。

ダニエルのコラージュ作品の他にも、コラボレーターとして80年代後期から、東京のストリートカルチャーを率引し続けるSKATETHING(C.E)や、ヴィンテージラジカセのレトロフィッター、DESIGN UNDERGROUNDも参加。

また、OPENING CEREMONYエクスクルーシブアイテムの限定販売など、ニューヨークと東京それぞれの街で派生していったストリートカルチャーの現在を体感できるユニークなエキシビジョンイベントとなりそうだ。

Information

T.A.G. PROJECT / Daniel Amazu Wasser Exhibition
http://www.openingceremonyjapan.com/

●会期
2012年6月15日(金)~7月1日(日)

●会場
OPENING CEREMONY SHIBUYA 5F ” A WALK IN THE PARK”
150-8330 東京都渋谷区 宇田川町21‐1 西武渋谷店Movida館

Profile

Daniel Amazu Wasser (ダニエル・アマズ・ワサー)
ニューヨークを拠点に活動するコラージュアーティスト。70年代・80年代初頭のヒップホップ創世期を自己の幼少期として過ごしたダニエルは、映画『Wild Style』に代表されるオールドスクールヒップホップのスタイルに、自身のルーツであるアフリカの伝統的なテキスタイルやパターンなどを組み合わせた手法から、初期ヒップホップムーブメントが持っていたメッセージ性の強い作品を多数発表しています。アート制作の傍ら現在小学校で教職をとるダニエルは、そんなヒップホップムーブメントが本来持っていた力をハーレムの子供達にワークショップを通して伝えるなど、アーティストとしての活動の枠を超え活動を続けています。