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Exhibition: Be.Bike Shift Exhibition

Be.Bike Shift Exhibition
http://www.bebike.com/shift.html

The Shift Exhibitionは、今日のストリートに最も影響を与えている8人のアー ティストによる展示会。アーティストは、Futuraから、Barnstormersのメン バーでAbsolut Vodkaから称賛されたケンジ・ヒラタを含む8名。
Futura / Skwerm(David Ellis) / Stash / Misk / Kaws / Eric Haze / Kenji / MATZU
この8名のアーティストが"Be.Bike"をデザイン。8名のアーティストたちは、それぞれの自転車にカスタム加工をし、彼らのビジョンやイマジネーションを落とし込んでいる。世界限定各100台。

"The Shift Exhibition" is a custom design bike exhibtion. The 8 worlds most innovative artists in the scene.
Futura / Skwerm(David Ellis) / Stash / Misk / Kaws / Eric Haze / Kenji / MATZU
Every piece is customized, from the body to the print. Only 100 limited each.
shiftex_01.jpg

SHIFT EXHIBITION

だれもが手軽な移動ツールとして、もっとも身近にあるのが自転車。そんな自転車は愛着があるものだし、普段ちょっとおシャレなものに乗れたらなと考えるのは僕だけではないはず。でもプジョーとかはなんか違うし、無印良品で買うのもなー、、という方に最高の自転車が登場しました。
グラフィティーやストリートカルチャーとか好きな方にはおなじみのアーティスト8名によるカスタム自転車。それぞれが「見た目」の部分だけではなく、各パーツまでカスタムしたというもの。ネットでの展開のため実物を見れる場所が少ないのですが、かなり良心的な値段で好きな方は即効ゲットするはず。でも一歩下がって、普通の自転車としてみても魅力あるものではないかと思います。購入された方にはアーティストそれぞれのインタビューや作業場を収録したDVDもプレゼントされます。これだけでも普通にほしいです。今回はこのナイスなプロジェクトの仕掛け人である篠原さんにお話を伺ってきました。ただのキャンペーンではなく、自転車というメディアを通じてアートやカルチャーを伝えたいというコンセプトは共感するものでした。


shiftex_01.jpg From Left: Misk / Kenji / Skwerm(David Ellis) / Futura / MATZU / Kaws / Eric Haze / Stash


Q:元々自転車に関わり始めたのはどういう経緯だったのでしょうか。
Shinohara:2000年ごろアウトドアブームが去っていって、折りたたみ自転車を製作し始めたんです。自分はサイトも製作できたので、ネット上で何か展開できないかということで始めました。それで自転車をちょっと違った形で提案できれば思って、雑誌RELAXとかと企画で一緒に作ったりしてたんですよね。自分のイメージ的にRELAXとBOONとかには商品を出したい、というのがあって、他にもPAUL SMITHさんとも一緒にカスタムメイドのを作りましたね。やっぱりそういう方とやると自分にないアイディアとかも出てくるので、面白いですね。

Q:それで今回の"SHIFT EXHIBITION"へ繋がったんですね。
S:そうですね。2,3年やってきて、ネット方でも売れてきて、何か企画をやりたいなと思ってました。昔から雑誌とかで見ていたグラフィティーアーティストとかは知っていましたし、ストリートカルチャーみたいのが普通のアートになってきていたので、そういう部分を自転車にできたら面白いなと。それで今回アーティストとしても参加しているMATZU君と話していたら一緒にやろうということにりました。前から彼にはスノーボードのライダーをやってもらったり、板のデザインとかもやっててもらったんですよ。
それで手伝ってもらって何人か集めたら、結果的にこういうメンバーになったんです。最初はみんなやらないかと思ってたら、みんな結構やる気があって。(笑)

Q:プロジェクトはどのように進んだのでしょうか。
S:最初に僕らの自転車が何タイプかあって、そこから選んでもらう形でした。それでサンプルを製作してオフィスに送って。自転車のパーツも変えられるようにしたので、すごい大変な作業でしたね。また途中でただモノだけじゃつならないよねって話していて、各アーティストの創作活動の現場とかが面白かったので、インタビューDVDを作ろうということになったんです。モノだけ見て、終わりじゃなくて、買ってくれた人にアーティストがどういう人で、どういうところで働いているというところを見てもらいたかったんです。こういうのってわかる人にはわかるけど、わからない人ももちろんいるので、そういう人を分けず受け入れたかったんです。
結局企画が上がってから1年半ぐらいかかりましたね。それぞれのアイディアとか聞いてたのでやっぱり時間はかかりました。KAWSとかは一回作って、駄目出しがあって作り直したりもして。彼は本当にこだわって作ってくれました。

結構場所によって自転車もスタイルがあって、日本ではタイヤ太いのが多いんですけど、NYはメッセンジャーの影響が大きいようで、タイヤは細くしてほしいとか、ハンドルは短かくしてほしいとかありましたよ。東京は東京のスタイルがあって、各地域ごとにそういう色があるのは面白いですね。

Q:このプロジェクトで感じたことや今後の展開はなにかありますか。

S:雑誌メディアとかへの掲載は意外と難しかったですね。思ったより取り扱ってくれないこともあって、そういった部分では今後考えていきたいですね。
やっぱり日本はまだアートとかそういう部分にまだ弱いところがあるのかもしれません。原宿や代官山とか歩いていてもギャラリーとかあまりないじゃないですか、NYとかだと歩いていればすぐ当たりますからね。今後そういう場所を作りたいですし、見せる努力をもう少ししていこうかなと思っています。
これからはまた新しい企画を練っているので面白いのを提案できればと思います。でも一回原点にも戻って、自転車の本来の部分も忘れずにやって行きたいですね。

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Reception Party in Japan



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