wif2008 参戦レポート

June 12, 2008 2:48 PM

エレファント・コミュニケーションズによるウェブデザイン国際フェスティバル "wif2008" のレポートをお届けします。

世界中からウェブデザイナーや業界関係者を集め、4月17日から3日間に渡ってフランス・リモージュで開催されたウェブデザイン国際フェスティバル -- wif2008。そのハイライトイベントとして開催された「webjam」の本選。これは与えられたテーマに対して24時間ノンストップでサイトを１つ作り上げるというコンペティションです。世界14カ国40チームが参加し、僕らも社内で結成したteam203という特攻チームで参戦してきました。

Report by
株式会社エレファント・コミュニケーションズ
木村将人

初日は様々な分野のスペシャリストによる講演やワークショップが行われ、夜には本選参加者も含めての親睦会がありました。皆、次の日がコンペである事を忘れたかのように飲みまくりです。拙い英語とパントマイムばりのエアーランゲージで他国のチームと大いに盛り上がりました。

webjam開催当日。会場に眩い蛍光ピンクの机と(これが本当に眩しい)白いパラソルが設置され、各チーム自国から持ち込んだマシンをセットアップ。地元のチームなのか、デスクトップやかなり大掛かりなシステムを持ち込むチームも。

現地時刻で18日14時。本選開始の合図と共に今回のテーマが発表されました。

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"WHAT WILL BE THE COMMUNICATION BY E-MAIL LOOK LIKE TO IN 2020 AND WILL IT STILL EXIST ?"
Imagine an interface of the future for the electronic mail, integrating a forward-looking vision of web. Creativity, originality and innovation are expected.

"E-mailによるコミュニケーションは2020年にはどのようなものになっているか、それはまだ存在するか？"
未来の電子メールのインターフェイスを考え、将来的なビジョンをウェブサイトとして完成させなさい。創造性、独創性、革新性が望まれます。

与えられたテーマに対して制作開始！おもむろにデザインし始めるチーム、円陣を組んでブレストし始めるチームと様々です。僕らは6時間以上席を離れ、会場の隅っこでコンセプトメイキングとストーリーボード作成に没頭してました。

皆、夜を徹しての突貫制作です。

24時間後の19日14時、コンペ終了。満身創痍の体を抱え、一度ホテルに戻り休憩。

夜にはディナーと授賞式が行われました。

優勝作品「SOCIAL HUB」スウェーデンチーム
リンク：http://www.webdesign-festival.com/2008/equipes/finale/team_torsk/

その他の受賞作品はこちらから。。
リンク：http://extranet.webdesign-festival.com/index.php/equipe_consultation/vainqueurs/lang/en/

力作が出揃う中、優勝したのはちょうど目の前の席で制作していたスウェーデンチーム「Team Torsk」。2位は陽気なブラジルチーム。このチームの作品は体の一部がインターフェースとして機能するという内容、面白かったです。3位にインドチーム。学生賞は一人で参戦していたフランスの学生が受賞。幸運なことに僕らもオリジナリティ賞を頂きました。