松山 智一 個展 「- Between the Polar - 極の間に」 [Category:Info]
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松山 智一 個展「- Between the Polar - 極の間に」
昨年の夏に開催されたMATZU-MTP EXPOも記憶に新しいが松山 智一による個展が柏にあるアートギャラリー「TSCA」にて今月24日より開催される。
興味がある方は以前のインタビューなどもご覧いただきたい。
さらに鮮やかで洗練された作品を見れることだろう。今年は作品集のリリースなども控えており、目が離せないアーティストである。説明の必要はないぐらいオススメの展示であるので、この機会に柏まで足を運んでみてほしい。
詳細は以下をご覧ください。
展覧会期:2007年2月24日(土)〜3月25日(日)
開廊:12:00〜21:00(月〜水休廊)
※春分の日3月21日(水)開廊会場:TSCA KASHIWA
〒227-0024 千葉県柏市若葉町3-3
TSCA KASHIWA
http://tsca.jp/galleries.html※JR常磐線・地下鉄千代田線・東武野田線 柏駅南口 徒歩10分。
旧水戸街道沿い右手にローソンが見えたら左折、つきあたりを右へ。
※お車の場合、「常盤自動車道」柏I.Cより、柏駅方面へむかい、約8km。 会場に駐車スペースはございませんので、 お近くの有料駐車場をご利用いただきますようお願いいたします。展示作品:新作ペインティング、新作ライトボックススカルプチャー、他
入場料:無料
主催:Takuro Someya Contemporary Art / TSCA URL:http://tsca.jp○レセプションパーティー
2月24日(土)15:00〜21:00 ※当日は作家が皆様を迎えます※リリースより抜粋松山 智一 個展「- Between the Polar - 極の間に」
このたび、Takuro Someya Contemporary Art / TSCAは、NY在住の新鋭アーティ スト、松山智一の個展を開催いたします。
特徴的なレイヤードが生み出す繊細なマチエールは作品を間近で目にするほどに 際立ち、日本美術に通低する感性を追求する造形姿勢と、グローバルに開放された感覚から生み出される絵画空間は、現在の日本人作家では稀になってしまっ た、おおらかなストロークで、一見した独自性を鮮やかに放っています。
具象と抽象、気色と文様、彩度と明度、混沌と秩序など絵画における多義性を洞 察し、その境界面を可塑的にしようとするメディテーションに溢れ、あらゆるアートの継承により、来るべき美術の新しい知覚へ踏み込んでいます。ただし、 領域横断的でありながらも、決してコスモポリタンの単なるミクスチャーに終始することなく、知性に満ちたリカーシブな独特のバランス感覚をもって鑑賞者を 魅了します。
近年の作品はMatzu-MTPのコードネームで培ったグラフィティワークから、そのフィールドを超えた解釈を要する領域へと可能性の拡大をみせており、美術館・ 大学からキュレーターや学識者のスタジオビジットが度重なる他、今年に入りアップされた作家のウェブサイトの影響でコレクターからのコンタクトも急増、 ホーランド・コッター氏はじめ美術評論家よりピックアップされる等、集中する高い評価から、作品の背景に何らかの重要性が見出されていることが窺えます。
多方面からの注目度の高さはAM New York News, Art Asia Pacific, Royal Magazine, Lodown, Untitled, Theme, Trace, Arkitip, Dazed and Confused, Relax magazine, +81, Eye On Fine Art Magazineなど各国で数多くのアート/ カルチャー/デザイン誌でも特集されています。
2007年春には、ハードカバー100ページの画集が全米リリースされ、さらにリーバイスとのコラボレーションによるプレミアムエディションのアートワークボッ クスが発表されます。今回の個展では、これまでの代表作ともなる大作ペインティングと新作を一同に 介し、松山 智一の自由闊達な眼差し、そこに垣間見られる美術の新たなる胎動 を、ご体感いただけるでしょう。