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デザイン、アートのためのプログラミング環境/言語「Processing」開発者であるベン・フライ、ケイシー・リース自身による入門書が日本語化

October 13, 2015(Tue)|

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ビジュアルデザイナーやアーティストのためのオープンソースのプログラミング環境/言語である「Processing」を、その開発者自身がプログラミング初学者に向けて解説した入門書の日本語版「Processing – ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門」がBNN新社より刊行された。

Processingは、文系と理系、デザインとエンジニアリング、感性と論理という両軸における領域横断接続をもたらし、〈ハイブリッド〉な才能を産み出す環境/言語。
視覚芸術の文脈の中では、造形・動き・インタラクションをプログラミングするための力が養われ、ソフトウェアを作り出すためのリテラシーが身につく。 また、プログラミング教育の必要性がますます高まる現在、導入が極めて手軽であり、理系ではない人たちに向けて作られているProcessingは、プログラミング自体の学習にも非常に適している。

第一線の制作の場でも、教育の場でもプログラミングの環境として広く認知されており、開発者であるベン・フライ、ケイシー・リースによるProcessing入門の決定版となっている。また、日本語版オリジナルコンテンツとして、付録「Processing 3の新機能」や幸村真佐男、杉原 聡、真鍋大度、和田 永のインタビューも収録。

バージョンは、最も利用されているProcessing 2.0と、最新版の3.0に対応。
600ページ超のProcessing入門の決定版!
限定2,000部ということなので、気になる方はお早めに。

私がかつてMITで運営していた大学院のスタジオには、ユニークな才能が多く集まりました。彼らは、表現の手段としてコンピュータを扱うという根源的なバランスの課題を抱えていました。プログラミングをすることが、自分のデザイン的・芸術的な欲求の邪魔になることは望まない一方で、新しい視覚的な発見を導く小さな道すじを探る高度なコードをためらいなく書きました。この2つの知性のあり方は絶え間なく対立しますが、彼らの結論はシンプルでした。「どっちもやる」のです。
ー ジョン・マエダ(序文より抜粋)


Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門
ベン・フライ ケイシー・リース
ビー・エヌ・エヌ新社 (2015-09-20)
売り上げランキング: 27,511



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Information

Processing
ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門

http://www.bnn.co.jp/books/7770/

■日本語版オリジナルコンテンツ
・付録「Processing 3の新機能」
・インタビュー:幸村真佐男、杉原 聡、真鍋大度、和田 永

ISBN:978-4-86100-950-1
定価:本体7,000円+税
仕様:B5判変型/688ページ
出版社: ビー・エヌ・エヌ新社 (2015/9/20)
発売日:2015年09月20日
著者:ベン・フライ(Ben Fry)、ケイシー・リース(Casey Reas)
監訳者:中西泰人
翻訳者:安藤幸央、澤村正樹、杉本達應

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