2006年に設立された東京発のレコード・レーベル「flau」より京都出身の女性アーティストCuusheのアニメーション・ミュージック・ビデオ「Airy Me」がリリースされた。

当時大学生だった久野遥子が3000画、約2年の歳月をかけて手描きで完成させたという渾身の作品。揺れ続けるカメラワークとキャラクターの存在感、表現力に圧倒される5分間となっている。イギリスのカルチャーマガジンDazed & Confused Magazineがプレミア公開するなど海外からも大きな注目を集めており、その引き込まれる世界観をぜひご覧になってほしい。

また、本アニメーションは今週末7/20、7/21に南港インテックス大阪にて開催されるSNIFF OUT 2013にて上映される他、海外のアニメーション・フェスティバルなどでも多数上映が決まっているとのこと。

本楽曲「Airy Me」は現在国内外から注目を浴びるドリーム・ポップ・アーティストCuusheのデビュー作『Red Rocket Telepathy』に収録されている。また、今年9月には久野遥子がジャケット・デザインを担当した4年ぶりとなるニューアルバム『Butterfly Case』のリリースも予定されているのでこちらもチェックしてほしい。


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Information

Cuushe「Airy Me」
TITLE:Airy Me
ARTIST:Cuushe
Video directed by 久野遥子

Red Rocket Telepathy
http://www.flau.jp/releases/12.html

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Butterfly Case
http://www.flau.jp/releases/36.html
Cuushe
cat#: FLAU36
Release Date:
Japan – September 11th.2013
Europe/USA – September 23th 2013
Format: CD/Digital

artwork: Yoko Kuno
mastering: Geskia


プロフィール

Cuushe
京都出身の女性アーティスト。ゆらめきの中に溶けていくピアノとギターのストローク、 空気の中に浮遊する歪んだシンセサイザー、数々のアーティストがフェイバリットに挙げる拙くも圧倒的な存在感を持った歌声。
2009年にデビューアルバム 『Red Rocket Telepathy』を発表後、The Boats、Kanazu Tomoyukiら様々なアーティストの作品に客演、Grouper のJapan Tourのサポートアクトを務める。
Julia HolterやTeen Daze、Blackbird Blackbirdらがリミキサーとして参加、Demdike Stareがマスタリングで参加したEP『Girl you know that I am here but the dream』はリリース後瞬く間に完売。たった3曲の新録にも関わらず、英ガーディアン紙やDazed and Confused、The 405などで取り上げられ、TIMEOUT Tokyoのベストアルバムに選出されるなど、海外メディアを中心に高い評価を得た。
アメリカの人気アーティストSlow Magicが手がけた最新リミックスは、すでにyoutubeでの再生回数48万回を突破するなど大きな注目を集める中、今夏4年ぶりとなるニューアルバム 『Butterfly Case』をリリースする。

”Cuusheはこういった音楽をネクストレベルまで持って行っているとどこかで読んだが、彼女はそれ以上だ。彼女の作る音楽には究極の何かがある” – Guardian

”Cuusheは波打ち際の海岸のようなエレクトロメランコリアに僕らを誘う。これ以上無く美しい” – Dazed and Confused