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Romantic Geographyをテーマに、都市やそこに集う人々の変化を取り上げるインディペンデント・マガジン「TOO MUCH Magazine」の最新号(第4号)が5月中旬に発売される。

過去最大のボリュームとなった最新号の特集は「ブラックボックス」。1940年代に登場したブラックボックスという考え方は、スマートフォンに代表されるように21世紀の現代社会に溢れかえっている。入力の方法さえわかれば、例え中の仕組みなどわからなくても誰でも使うことができる。そうしたブラックボックスの考え方を、電子機器だけではなく都市の中に置き換えてみるとどうなるのか?と考えたのが今回の特集。

内容的には「石川直樹、ミイラの少女を追い求めたインカの旅」、「ブラジル人アーティスト、エルネスト・ネトが語る空間の新しい考え」、「イギリス人リサーチャーヴィクトリア・ヘンショウによる論考、都市に隠された匂いの可能性」、「杉本博司が建築家として語る、日本文化の遺産」、「皇居に立ち込める打ち消しのマイナスガスとは?写真、花代」、「ニューヨーク在住のアーティスト、建築家、ヴィト・アコンチの私的ニューヨーク案内」、「ホンマタカシが撮る、コズミック・ワンダーの最新コレクション」などなど、興味深いトピックが多数。

さらに、付録として、次回ヴェニスビエンナーレ日本代表アーティスト田中功起によるポスターがもれなくついてくる。
全196ページ(B5サイズ)日本流通版には日本語訳冊子付き。

都市の中のブラックボックスを、ぜひお楽しみ頂きたい。

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皇居に立ち込める打ち消しのマイナスガスとは?写真、花代


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石川直樹、ミイラの少女を追い求めたインカの旅


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ブラジル人アーティスト、エルネスト・ネトが語る空間の新しい考え


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杉本博司が建築家として語る、日本文化の遺産


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付録:ヴェニスビエンナーレ日本代表アーティスト田中功起によるポスター


Information

TOO MUCH Magazine Issue 4
http://toomuchmagazine.com/

– 石川直樹、ミイラの少女を追い求めたインカの旅
– 「風水」「鬼門」による江戸の都市計画
– ブラジル人アーティスト、エルネスト・ネトが語る空間の新しい考え
– 写真家、春木麻衣子によるファッションストーリー
– イギリス人リサーチャーヴィクトリア・ヘンショウによる論考、都市に隠された匂いの可能性
– イギリス人グラフィックデザイナー、ケイト・マクリーンによる都市の中の感覚マップ
– ファッションハウスの香水に見る都市と香水の関係
– 写真家アンダース・エドストロームによる午後の歌舞伎町
– 杉本博司が建築家として語る、日本文化の遺産
– 皇居に立ち込める打ち消しのマイナスガスとは?写真、花代

その他の記事
ニューヨーク在住のアーティスト、建築家、ヴィト・アコンチの私的ニューヨーク案内
ホンマタカシが撮る、コズミック・ワンダーの最新コレクション
隈研吾一家のつくるシェアハウス、シェア矢来町から東京の住宅事情を考える。写真、平野太呂
オランダのリサーチャー集団Monnikによる32ページに渡る東京リサーチ「Still City Tokyo」
社会学者南後由和による、アーティストコンスタントの都市計画「ニューバビロン」論考

付録
ヴェニスビエンナーレ日本代表にも決定したアーティスト田中功起によるポスターがもれなく付録として付いてきます

全196ページ
B5サイズ
日本流通版には日本語訳冊子付き

定価1890円(税込)