ビジュアルプログラミング言語 Pure Data の解説書「Pure Data チュートリアル&リファレンス」がワークスコーポレーションより刊行された。

Pure Dataはオープンソースのソフトウェアで、Max/MSPと同じようにオブジェクトを線で繋ぐ事でプログラムを作ることができる、グラフィカルな開発環境。

本書では、Pure Dataを音楽・視覚表現、パフォーマンスやアート作品に利用したいと考えている作曲家、演奏家、DJ、VJ、舞台音響、メディアクリエイター、サウンドエンジニア、インスタレーション作家などのアーティストやそれらを目指している学生を対象に、Pure Dataをどのように表現活動に用いていくかを焦点に解説している。

本書は、大きく3部(Part)から成り立っており、Part 1「基礎編」では、メトロノーム、サンプラー、リズムマシン、グラニュラーサンプラー、エフェクター、シンセサイザーの作成、FFTの応用、プリセット、GUIの作成などサウンド表現に必要なPure Dataの基礎を解説。
Part 2「応用編」では、DAWとの連携、ネットワーク通信、映像生成、外部インタフェースとの通信、オブジェクトの作成法など、Pure Dataをさらに活用するためにかかせないノウハウが学べる。
Part 3「リファレンス編」では、オブジェクトの使用例をアルファベット順に解説しており、辞書的に使う事ができる。

また、サンプルファイルのダウンロードも可能なので、実際にプログラムを動かしながら読み進めるのもよいだろう。
460ページ以上ある充実した内容となっており、Pure Dataへの知識を深めて制作に活用するための最適の一冊になるだろう。

※本の刊行を記念して、CBCNETの読者へ本書を2名様へプレゼント。
詳細は以下を御覧ください。



Part 1「基礎編」
初歩的なプログラミングの規則、Pure Dataでの音の出し方、シンセサイザーやサンプラー、リズムマシンなどの制作を学習する15のチュートリアルを通して、Pure Dataの基礎的な使い方を学習していく。




Part 2「応用編」
たとえばArduinoなどのデバイスを用いて各種センサーからの入力を受け取ったり、TouchOSCを用いたiPhoneとPdとの通信、GEMによる映像生成など、さらに進んだPure Dataの利用方法をオムニバス的に紹介していく。





Part 3「リファレンス編」
Pd-vanillaに含まれるオブジェクトのほぼすべてを、アルファベット順に具体的な使用例を伴い解説していく。Pdオブジェクトの辞書として使うことが可能。





読者プレゼント : 「Pure Data チュートリアル&リファレンス」

本書を、抽選でCBCNETの読者2名様へプレゼントいたします!

プレゼント概要
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応募締切:2月 21日 18:00
協力:ワークスコーポレーション

ご応募お待ちしております!



Information

Pure Data チュートリアル&リファレンス
http://www.wgn.co.jp/store/dat/3244/

Pure Data -チュートリアル&リファレンス-
美山千香士
ワークスコーポレーション
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定価 4,725円(税込)
判型 B5正寸/1C
総ページ数 464
発売日 2013年2月4日
ISBN 978-4-86267-142-4
著者 美山千香士
発行 ワークスコーポレーション