最近では「かいじゅうたちのいるところ」の監督を務めたことも記憶に新しいスパイク・ジョーンズ。ダフトパンク、ビョーク、ビースティ・ボーイズ、ケミカル・ブラザーズなどのクリップを次々と手がけ、斬新な映像で注目を集めている映画監督/プロデューサーだ。

2010年にサンダンス映画祭でも上映されたSpike JonzeとAbsolut Vodkaのコラボレーションによる短編映画「I’m here」。
スパイク・ジョーンズの作品としては初のラブストーリーであるこの短編映画は、トレイラーからもその哀愁漂う空気感、独特の世界が伝わってくる。
また、現在公式ウェブサイトで全編視聴可能となっている。字幕はないバージョンだが、ウェブサイトもとてもよく出来ている。
http://www.imheremovie.com/

そして今回、DIESEL ART GALLERYでは、この「I’m here」をDVD+CD+BOOKという形でパッケージ化した「THERE ARE MANY OF US」の日本語版発売を記念し、作品内の写真やスケッチ、映像を展示するエキシビジョンを開催する。
会場では「THERE ARE MANY OF US」のパッケージが先行発売と、スパイク・ジョーンズのアート作品や限定Tシャツの販売も行われる予定。

近未来のロサンゼルスで巻き起こる、ロボットたちのピュアなラブ・ロマンス。作品に込められたスパイク・ジョーンズのメッセージを感じ、「I’m here」をより一層楽しむことの出来るこの展示。是非足を運んでみよう。




Information

THERE ARE MANY OF US – I’M HERE
http://www.diesel.co.jp/art/index.html

会期:2011年2月19日(土)〜5月15日(日)
   11:30〜21:00
会場:DIESEL ART GALLERY(東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1-1F
休館日: 不定休
キュレーター:亜洲中西屋
協賛: アブソルート / グッドスマイルカンパニー / アートフリーク
協力: コントラリード / AHAHA

Profile

スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)
今やアメリカのクリエイティブ・シーンで中核を担うXジェネレーション(1960〜1974年生まれ)のスターたちの中でも、常に最もホットな話題を提供し、映画「かいじゅうたちのいるところ」(2009)でそのありあまる才能を改めて見せつけた映画監督&プロデューサー。
ダフトパンク、ビョーク、ビースティ・ボーイズ、ケミカル・ブラザーズなどのクリップを次々と手がけ、斬新な映像で注目を集める。ファットボーイ・スリムの「Weapon of Choice」(2000)でMTVミュージック・ビデオ・アワードを受賞。1999年、チャーリー・カウフマン脚本の「マルコビッチの穴」で映画監督としてデビュー、アカデミー監督賞候補にもノミネートされた。

About DIESEL ART GALLERY

www.diesel.co.jp/art
渋谷の新しいアートスポットDIESEL ART GALLERY。世界中からさまざまなジャンルのアーティストを招いて年4回
のアート展を開催。アート作品やアーティスト関連グッズの販売も行っている。