2月12日、13日の二日間に渡って、ブリティッシュ・カウンシル主催によるデジタルクリエイティブに焦点を当てたカンファレンス「DIGITAL CREATIVE CONFERENCE」が開催されることになった。

英国では、ここ数年、作品を創作し発表する過程でデジタル技術を取り入れたり、美術や舞台芸術など芸術のジャンルを横断して他のアーティストとコラボレーションを行うアーティストが増え、注目が高まっている。また、美術館や劇場といったアート機関でも、観客層の拡大や、より積極的に観客と関わることを目指し、ソーシャル・メディアなどのオンラインツールが戦略的に活用されている。

今回の「DIGITAL CREATIVE CONFERENCE」では、英国で先進的な取り組みを行っているアーティストやアート機関の関係者をスピーカーに迎え、最新の事例を紹介するほか、日本やアジアの関係者とともに、デジタル技術の発展に伴って変化を遂げるアートセクターの現状や今後の可能性についてのディスカッションが展開される予定だ。

「新しいパブリック」、「ジャンルとコミュニティの拡張」、「テクノロジーとアート、その未来を考える」などをテーマに幅広いメンバーとなっている。

12日は150名、13日は120名と定員数が設けられており、定員になり次第締め切りとなるようなので、申し込みはお早めに。
申し込みはコチラ(http://bc-dcc.tumblr.com/post/2935689420)から。

Information

DIGITAL CREATIVE CONFERENCE
http://bc-dcc.tumblr.com/

日時:2011年2月12日(土)、13日(日) 
場 所:アカデミーヒルズ
   六本木ヒルズ森タワー49F(東京都港区六本木6-10-1
料金:無料
   ※日英同時通訳付

主催:ブリティッシュ・カウンシル
   http://www.britishcouncil.org/jp/japan.htm
特別協力: 森ビル株式会社

出演者:
12日 18:30 – 20:30
ビル・トンプソン (BBCジャーナリスト)
ドリュー・ヘメント(フューチャーエブリシング ディレクター/CEO) 
南條史生(森美術館 館長)
大西若人(朝日新聞編集委員)

13日 11:00-13:00
ジム・リチャードソン(SUMOデザイン マネージング・ディレクター)
相馬千秋(フェスティバル・トーキョー プログラム・ディレクター) ・・・他
片岡真実(森美術館 チーフキュレーター)

13日 14:00-16:00
クレア・レディントン(iShed / パーヴェイシブ・メディア・スタジオ ディレクター)
ダンカン・スピークマン(アーティスト)
竹下暁子(山口情報芸術センター プロデューサー)
真鍋大度(アーティスト)
住友文彦(キュレーター)

13日 17:00-19:00
クレア・レディントン(iShed / パーヴェイシブ・メディア・スタジオ ディレクター)
ドリュー・ヘメント(フューチャーエブリシング ディレクター/CEO)
八谷和彦(アーティスト)
齋藤精一(株式会社ライゾマティクス代表取締役/アーティスト)
住友文彦(キュレーター)