過去4年間で大小23回のイベントを開催し、のべ100人超のアーティスト/デザイナー/研究者を招いてきたTMUG。今回で現形態での定期開催は最後となる。

今回は”WATER UNDER THE BRIDGE”と題して、TMUGの活動や現在のオーディオ・ビジュアルカルチャーの底流を作ってきた二人の気鋭ディレクターが登場。作り手と環境/メディアの関係性を探っていく。

SALON編集長にして伝説的電子音響ユニットComputer Soupメンバーでもある針谷周作と、2005年に都内リサイクル工場で開催された展覧会「Variations on a Silence」、岩井俊雄とYAMAHAによるデバイスTenori-Onの国内ローンチイベントなど、数々の企画をディレクションしてきたSETENV代表の入江 拓也によるトークが行われる。

当日はTMUGチームも集大成として、過去のアーカイブからの掘り出しものや、今後のTMUG/Bridgeの展望について語る。

Information

2010年11月13日(土)
at 西麻布Bullet’s
18:00 – 21:00
1000円(1ドリンク付き)

出演者
針谷 周作(unsorted books / SALON magazine)
編集者/ライター。1999年にSALONmagazineを立ち上げ、以降、2003年までに3号までをリリース。
2004年には、ラフォーレ原宿など全国4カ所で開催された「SOUND×VISION2004」のディレクションも行い、2010年に「つくる」をテーマにした出版部門/Webマガジン「UNSORTED」を設立。また、森美術館《OPENMIND》CDアドバイザー。映像プロデュース/ディレクションとして、小谷元彦《Rompers》、ACO《lang》、mesoのミカエル・ホプフェルによる作品《cordlesstime》など。2010年11月には、ComputerSoupの8年ぶりのニューアルバム《OLDNEO》を、プライベートレーベル・toroskaioよりリリースする。
http://unsorted-jp.com/
http://salon.toroskaio.com/b-number.html

入江 拓也(SETENV)
1978年生まれ。SETENV代表。
音楽・美術を中心としたプロジェクトの企画・制作(制作協力)などを行う。
これまで手掛けたプロジェクトは、
「Variations On a Silence ― リサイクル工場の現代芸術」(2005)、
「TENORI-ON Launch Event in Tokyo」(2008)、
「ヨコハマ国際映像祭2009:CREAM フォーラム」(2009)など。
http://www.setenv.net/

福沢 恭(TMUG/Bridge)
http://tokyomax.jp/
http://bridge.tokyomax.jp/