“MAD WALL” Projectをはじめ、近年は多くのアートイベントが行われている街、松戸、その地域一帯にてこの秋より「松戸アートラインプロジェクト2010」が始まる。市内を流れる坂川や旧街道沿いの商店街・歴史的建造物などが散らばる駅前エリアを舞台に、アート制作を職業・仕事として認め支援するなど、日常生活とアートをつなぎ行われるアートイベントだ。

そこで開催にあたり、現在「松戸アートラインプロジェクト2010」実行委員会では屋内屋外を問わず、制作展示活動を行うアーティストを広く募集中。企画が採用されたアーティストには制作補助及びアーティストフィーとして上限30万円が支給される。

公募するアートテーマは「森」。”独自の生態系をもった空間世界”、”自然”、”エコロジー”、”生命”といったキーワードにを基に、松戸の多様な要素を『森』として捉え、制作および展示に反映させるのが条件だ。

応募方法はサイトから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、メールもしくは郵送で送付するのみ。〆切は9月27日(必着)。


松戸アートラインプロジェクト2010 – 参加アーティスト募集中

http://malp2010.com/

会期:2010年10月1日(金) – 12月28日(火)
制作場所:松戸駅周辺の空き店舗
展示場所:上記に加えて、歴史的建造物、公共空間などを予定

応募資格:
国内に在住し、日本語でコミュニケーションできる方であれば年齢・性別・個人グループなど問いません。ただし未発表作品を制作展示できる方に限ります。

イベント内容:
・アートツアー(アートまち歩き)
・シンポジウム
・ワークショップ
・松戸地元の伝統工芸との接点をつくるための企画
・カタログ発行

制作補助:1人につき上限30万円(作品制作費およびアーティストフィー)
運営主体:松戸アートラインプロジェクト実行委員会
事業主体:松戸市、NPO法人CoCoT

審査員:
土屋公雄(愛知県立芸術大学教授、武蔵野美術大学客員教授)
三谷徹(千葉大学園芸学部教授)
毛利嘉孝(東京藝術大学准教授)