東京藝術大学美術学部先端芸術科/大学院映像研究科のパラレルプログラム『Specula』は毎回、様々な分野で活躍する多彩なゲストを交えたディスカッションを通じて、先鋭的な実践と理論の交差点から21世紀芸術に向けたヴィジョンを描く、連続公開ディスカッションである。

毎回、若手の哲学者/批評家の千葉雅也と、美術家の池田剛介が進行役として参加し、多彩なゲストを迎えて、年間8回開催される。

第一回目となる6月26日(土)の討議では、ニューアカデミズムの代表的人物である浅田彰と、造形作家、岡﨑乾二郎を迎え「芸術と<現在>」をテーマに、歴史主義にとらわれることのない多層的な<現在>の可能性について、世代やジャンルを超えたディスカッションを行う。 第2回目は荒川徹、3回目は黒瀬陽平・前島賢、4回目は桂英史・門林岳史と続く。毎回、レギュラーディスカッサントとして、美術家、池田剛介と批評家の千葉雅也が加わり議論を展開していく。

会場は東京藝術大学上野キャンパス。事前申込等は不要。


2010 東京藝術大学先端芸術表現科 / 大学院 映像研究科 パラレル・プログラム SPECULA[スペキュラ]


公式サイト:http://www.geidai.ac.jp/labs/specula2010/

連続公開ディスカッション〈21世紀芸術論〉全8回
主催・運営=東京藝術大学美術学部先端芸術表現科+大学院 映像研究科
コーディネーター=千葉雅也(哲学・表象文化論)、池田剛介(美術家)
(各回、レギュラー・ディスカッサントとして参加)

■会場案内
東京藝術大学上野キャンパス
東京都台東区上野公園12-8
JR上野駅、東京メトロ根津駅より徒歩10分
京成上野駅、東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅より15分

■講演・討議予定
第1回|6月26日(土)
芸術と〈現在〉――浅田彰・岡﨑乾二郎

第2回|7月10日(土)
作品経験をめぐる知覚と感覚――荒川徹

第3回|7月17日(土)
セカイ系という想像力――黒瀬陽平・前島賢

第4回|7月24日(土) 
メディア論の困難――桂英史・門林岳史

レギュラーディスカッサント:池田剛介、千葉雅也