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ミュオグラフィ――21世紀の透視図法

丸の内の東京駅のすぐ近く、JPタワーの中に日本郵便と東京大学が産学協働で運営してる「INTREMEDIATEQUE(インターメディアテク)」という入場料無料の超穴場な感じの博物館があってこの前たまたま行ってきたのですが、その中で目を引いたのがミュオグラフィという最新の透視技術を紹介する特別展示。

 

「ミューオン」という高い透過性を持った素粒子の移動方向を長時間観察することで、火山や原子力発電所、ピラミッドなどの巨大な構造物の内部を可視化できるとのこと。すごい。
 

2014年ぐらいにはじめて火山の内部構造を動画で記録することに成功したらしく、課題もまだまだ多いこれからの技術らしい。これはすごいポテンシャル秘めてるな作品につかえたりしないかなとか思ったけどミューオンを観察する装置が材料費だけで安いもので500万円程度、最新鋭のもので8,000万円程度とのこと。。はやく3Dプリンタ並に一般人の手に届くぐらいの価格帯になってほしい。
 

ちなみにINTREMEDIATEQUEは今まで見た博物館とは一線を画する、ちょっと変でヤバさを感じる博物館でした。タダだしオススメ。



🎍謹賀新年🎍

こんにちは!あけましておめでとうございます!
ということで日々インターネットで見つけた、気になるけどどうしようもなくて結局こっそりTumblrにリブログするだけで終わってしまっているような超個人的に面白いと思ったネタをこちらのCBCNETポストにアップしていく要員として加わりました、やんツーです。
 

ブログは既に廃墟同然のような感じになってしまっているのでこちらはなるべく気張らず無責任な感じでほいほいアップしていければなと思いますよろしくお願いします。
 

それと年始に気が向いたらつくってるお年賀サイト、今年はかわいいのができたので是非ご活用ください。



インターネットでお泊り会 – IDPWによる実験的な参加型オンラインプロジェクト、地球の自転に合わせて移動する夜とともに、ただ寝続けてるだけの様子を24時間Web中継

インターネットヤミ市などを展開するIDPWがニューヨークの美術館 New MuseumRHIZOMEによるオンライン展覧会 First Look: New Art Onlineに参加。オンラインでパフォーマンスなどをやる実験的プロジェクトのようです。ほかにもいろんなアーティストが参加しているようですが、この企画の皮切りIDPWによる「Internet Bedroom」を開催。

 

オンラインのベットルーム(Google Hangoutを使用)に繋いでみんなでお泊りしよう、というシンプルな企画。日本時間21日の深夜(22日の0時)から24時間開催。始まり次第、ベットルームがいくつか用意されるようで、参加者は寝る準備をしてお好きな部屋で睡眠。鑑賞できる場所もオンラインで告知されるようです。
自分の寝てる姿というのはとても奇妙なもので、イビキかいたり、寝言って結構言っているもんですからね。

ということで興味ある方は参加してみては!あくまで寝ることがメインですので、ひそひそ話以上は閉めだされたりするようです。

開催は日本時間の12月22日 0時 (21日の深夜24時)〜 12月23日 0時 (22日の深夜24時)、NY時間のDec. 21st 10:00AM ~ Dec. 22nd 10:00AM (EST)。

 


日本語の情報はこちらに!

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軽量なWebGLベースのフレームワーク 「ALGO.JS」

先日開催されたDemo Day Tokyoでもプレゼンをされていた林さんによるWebGLベースのフレームワーク「ALGO.JS」。
Flash時代(もう名前ないけど)のようにスケッチをいろいろ作って、スタディしていく感じは素敵でしたよね、そんなノリで何かの機能を実装するよりWebGLベースのクリエイティブ・コーディングをサポートするフレームワークがこの「ALGO.JS」。
こちらでいろんなサンプルがご覧になります。開発状況はGITHUBにも。
またカヤックさんによるオンラインでFlashのコードかけるwonderflのように、ALGO.JSのコードをオンラインで公開、実行できるプラットフォームも来年4月目処で作られているとのこと。こちらも大変そうだけど楽しみ!ぜひ興味あるひとはトライしてみては!


ALGO.JS DemoDay – Slide Share

Demo Dayでのスライドは以下。
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インターネットを停止しようとしているドナルド・トランプにインターネット経由でボイスメッセージを送れる”CALL TRUMP”

まるで海外コメディードラマを見ているかのようなアメリカ合衆国大統領選挙候補者のドナルド・トランプ氏の行動ですが、先日「ビル・ゲイツに電話してインターネットを停止する必要がある」(何故かビル・ゲイツ)という演説をカマして、見事にまた注目を集めていますね。さすが。

そんな中、相変わらずお茶目なTom Galle君とart404.comの方たちがインターネット経由でボイスメッセージを送れるサイトを作ったようです。その名もCallTrump.Today

先日、ドレイクのビデオのジェームズ・タレル版を作って速攻BANされてる彼のプロジェクトですが、今回も早そう。
詳しくはComplexさんの記事にも。

本当に20箇所近くのトランプ氏の選挙オフィスにメッセージが送られるようなので、伝えたい事がある方だけどうぞ。

 

例の演説のビデオは以下。
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アメリカのグラフィックデザイン団体 “AIGA” による東京オリンピックのエンブレム公募に対する公開書簡

東京オリンピックのエンブレム公募はもう締め切られたようですね。悲観と卑屈の重ね塗りのようなこの騒動はなかなか見ていて辛いものがありますが、誰が誰に託してるのかがよくわからない構造になっていて、誰も中心にいないようで皆が抱える壮大な責任が発生してる状況を遠目から眺めております。

そんな中、アメリカのAIGAのリチャードさんがリリースした森会長に向けた公開書簡が話題を呼んでますね。とても丁寧な文章で、まっすぐなご意見です。”AIGA position on spec work“というまとめにあるように労働に対する規定の制定に積極的な取り組みをしているようです。
対価や権利譲渡の部分に注目が集まっていますが(当然何かしらスマートにしたほうがいいと思います)、文章内での素晴らしいデザインを制作するには「クライアントとのコラボレーティブな関わりが必要不可欠」というのはどんなプロジェクトでも大事なことですよね。お仕事でデザイン(グラフィックに関わらずとても広い領域の意味で)に関わることをされてる方であれば、値札が付いている商品を買うこととは違い、このコミュニケーションの部分が大きな仕事(課題)の一部であると幾度も痛感し大事にされていると思います。

何十人ものひとが何千もの創作結果を見ながら「はい、これがいいです!」と選ぶのは作り手と発注元とその本来の目的という三者間の関係性が欠落していて、なんともな〜とイガイガします。

AIGAさんのこのブログ面白いですね。

それでは良い金曜日を。

 




AIGAのポストAgainst Crowdsourcing Logo Design: an Open Letter From AIGA to the Tokyo Olympic CommitteeAIGA Eye on Design | AIGA Eye on Design

 

IT Mediaさんの記事はこちら↓



ウータン・クラン、1部のみ販売の新アルバム、落札者が悪名高きあの人だったことが判明

2014年3月にこんな記事「ウータン・クラン、新アルバムはたった1部のみ販売 – 新しい音楽ビジネスとしての挑戦」をポストしたのですが、その後買い手が見つかったような話が少し出ていましたが、「先日その売上の一部を寄付する、買い手がわかったから」というニュースを見ました。あら、どなたなんだろうと気になって読んでみたら、それは悪名高きマーティン・シュクレリだったことが判明したそうです。製薬会社のCEOで薬を常識外の値上げをするなどとんでもないやつで大ひんしゅくの彼ですが、詳細は割愛。
ウータン側は落札者は知らず、判明したあと一部を寄付することを決めたようですが、なんだかアメリカンな展開となってまいりました。また契約にはウータンのメンバーもしくはあの俳優ビル・マーレイには作品を盗み返す権利があるという条項があるだの(これなネタっぽい)いろいろおかしな方向に。Forbesなどメジャーメディアが率先して取り上げてるのも話題に拍車をかけることに。

ということで、有名なフレーズ“Cash rules everything around me C.R.E.A.M. get the money, ダラダラ ビルヨ〜”のような展開となっています、というゴシップネタ報告でした!

 

※こちらのAll Digital Musicさんのサイトに日本語でわかりやすくまとめられています!



「スペースシャワーTVの今」を伝えるSTATION IDのアーカイブサイトが登場!

「スペースシャワーTVの今」を伝えるべく、様々なミュージシャンや個性的な映像作家さんたちが作ってきた「STATION ID」、過去の素晴らしい作品たちが一挙に集められたアーカイブサイトが登場。

こうやってまとめると圧巻です。ノリも手法もいろんな切り口があり、これは見ていて飽きないですね。

林永子さんによる素敵なABOUT文もぜひ。

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4種類の描画モードがある組み立て式ドローイングボット・キット「mDrawBot」

オープンソースなロボット作成プラットフォームである中国のMakeblockより、ドローイングボットのキット「mDrawBot」がリリース。

クラウドファンディングサービスKickstarterや国内のmakuakeなどでの出資が無事達成してリリースとなったようです。

 

4種類の描画ロボットが同封されているようで、平面の机に装着するもの、壁に装着するもの、車式のもの、卵のような球体を固定できるもの、と種類が豊富。いろんなアイディアが浮かびそうですね。
描画コンテンツ作成のためのソフトウェアも同封されて、価格は32,400円。
本サイトでも購入できますが、国内ではスイッチサイエンスさんから買えるようです。

こんな小さく手軽に始められる時代になったんですね〜。

詳しくはこちら: https://fabcross.jp/news/2015/12/20151208_mdrawbot.html

 

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NYCのカルチャーシーン注目のラッパーRATKINGの”WIKI”

CBCNET Postsではカルチャー情報も扱っていければと思ってるので、週1ぐらいで音楽やカルチャーネタも。

 

NYCのキッズから絶大な支持を受けるRATKING。WIKIとHAKのラッパー二人とプロデューサーのSporting Lifeからなるヒップホップグループ。ライブはいつも速攻ソールドアウト。ヒップホップと言えど、そのサウンドからスケーターやパンクスやロック系のひとからも広く支持を受けてる存在。
そのRATKINGのWIKIがミックステープ “Lil Me”をリリース。ビデオ”「Livin’ with My Moms” ft. Nasty Nigel」も11月末にリリース。22歳にしてやたら貫禄が出てきた感。

西海岸のOFWGKTA、南部のOG MACOなど、それぞれの地域から音もスタイルも違うカルチャーが出てくるアメリカは相変わらずエネルギッシュですね。

 

ミックステープといってももちろんSoundcloudです。こういったフレーズは今後も残っていくのですかね。サブスクリプション型の音楽の聞き方に馴染めず困っているのですが、その半面、こういったパッケージで無料リリースしていくのは最近の流行の主流になってます。

ちなみに最後のトラックに”Spiritual Guidance From Aaron Bondaroff”という45分近くの音声が入ってたりしますね。aNYthing、最近では話題のNYC発のラジオ”KNOW WAVE“などニューヨークのストリートシーンを担ってきた有名な彼がどんなこと語ってるのか。

ビデオ、Soundcloudは以下。
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