石の下に火が焚かれている。写真を見ただけだとなんなのかさっぱりな画ではありますが、これはアラム・バートルさんの作品。
USBドライブを世界中の壁に埋め込むプロジェクト”dead drops“などやってたあの方です。
 
さて、この”Keepalive”では、大きな石の中に熱電ジェネレーターが内蔵されていて、火を焚くことによって発電、内部にあるルーターが起動し、データが取り出せるというもの。インターネットに接続されていないルーターなので、この石の付近に行き、キャンプファイヤを焚かないと閲覧することが出来ない。中には様々なサバイバルガイドのデータがあるとのこと。接続したひとは自由に自身のデータを入れることも可能。
 
場所はドイツのノイエンキルヒェンの芸術協会「スプリングホノフ」という場所にあるらしいです。小さな街らしい(SHIFTさんの場所に関連した記事Kunstverein Springhornhof

近くまでいけば誰でも火を焚いてデータを取り出せるとのこと!
 
ちなみにタイトルの「Keepalive」は「コンピュータネットワークにおいて、2つの装置間の接続が有効であることを確認し、また、接続が切断されるのを防止するために、装置間で定期的に送信される」内容を持たない通信のことだそうです。(wikipedia)

アラムの本はこちら
http://www.cbc-net.com/topic/2012/06/aram-bartholl_speed-book/