チアーズメーーーン!!
ということで現在ヨーロッパを拠点に活動しているyang02ですが、イギリス、マンチェスターで3月27日(昨日)から開催されている「Future Everything」というフェスティバルにやってきました。
4月1日までライブパフォーマンス、クラブイベント、エキシビジョン、ワークショップ、カンファレンスともりもりな内容となっているので、こうなったら勢いで、できるだけこぼさず毎日見たものを簡単にレポートしたいと思いますyeah!

http://futureeverything.org/

イギリスのサッカーチーム”マンチェスターユナイテッド”の本拠地として日本でもサッカーファンには知られているマンチェスター。Future Everythingは1995年から続いてる、メディアアートフェスの中では歴史のあるフェスティバルで、世界的にも割と有名。ですが、日本ではあまり馴染みのないフェスティバル。
公式サイトの Ideas というページに

Each year FutureEverything proposes, develops and responds to particular themes and ideas. These themes are provocations, designed to open up a space for debate and practice, made tangible through art and design projects, and a ‘festival as laboratory’. FutureEverything publications seeks to contribute to an international dialogue around these themes and ideas.


とあるように、Future Everythingは単にフェスティバルの名前というわけではなく、年に一度開催されるフェスティバル以外にも、設定されたテーマに対してや、あるアイデアに対してアプローチするプロジェクトを継続的に進行する、組織の名前でもあります。


オープニングレセプション



ロンドンから格安バス(片道£5)に揺られること4~5時間、マンチェスターに到着。
到着したのは18時ごろで、この日はフェスティバル開幕ということで、関係者のみ招待したオープニングレセプション的なパーティーが、National Football Museumで開かれていて、招待してもらってたのでバス停から直行。
さすがサッカーの街といった感じで、小規模な街なのにこのNational Football Museumはすごくモダンで立派な建物で「街がサッカーに金つぎ込んでんだなー」という印象。

フェスティバルディレクターや、ミュージアムの代表の方などの簡単な挨拶をチラッと見てからこの場は早々に退散。


Darkside (Nicolas Jaar & Dave Harrington)

フェスティバル公式スタート前夜ということで、20時からRitzというコンサートホールというかクラブイベントスペースのようなところで、Darkside (Nicolas Jaar & Dave Harrington) のパフォーマンスが予定されてたので雨に濡れながら会場へ。(イギリスの人は雨降っても傘ささないし、夜になると寒いのに半袖とか薄着になる人をよく見かけたのですがなぜでしょうか。)



DarksideはNicolas Jaar & Dave Harringtonの二人によるニューヨークのエレクトロデュオ。ギター+電子楽器+少しボーカルといった感じで、ライブではステージ中央に吊るされた円形の巨大な鏡と、高輝度プロジェクターを使った光の演出がかなり印象的でした。



平日夜だというのにものすごい人の入りで、オーディエンスの熱狂っぷりがすさまじかった。バルセロナで出会って今回家に泊めてもらってる友人が言うには、Future Everythingは音楽イベントといったイメージだそうで、毎年音系のプログラムがすごく充実してるとのこと。マンチェスターはサッカーと音楽の街と言われているけど、初日で完璧にそのイメージを植え付けられた。



ということで後の5日間を大いに期待させるオープニングライブで0日目終了。