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3年ほど前に大きな話題となったwikileaks、みなさん覚えてますか。

あまり日本には伝わって来ませんが、最近では米国家安全保障局(NSA)の内部告発をしたスノーデン氏の件で、再びジュリアン・アサンジの話題が出ていますね。ちなみにスノーデン氏は今日の時点でもロシアの空港ターミナルに滞在しているとのこと。

wikileaksの創始者でもあるジュリアン・アサンジはというと、2010年に性的暴行容疑で国際手配され、ロンドンにてスウェーデンへ移送の審議にかけられていましたが、移送判決決定後、亡命を容認にしているエクアドルの大使館に駆け込み、すでに1年ほど滞在しているとのこと。またオーストラリアの選挙に出ようとしてるなどのニュースも出ていますね。

強い発言と独特のキャラクターも伴い大きな注目を浴び、ハックティヴィストとしてもカリスマ的な存在になっているジュリアン・アサンジ。
まるで映画のような展開となっているwikileaksの動向ですが、実際に同じ時代に演者を起用しての映画『The Fifth Estate』が今年公開となるようです。

wikileaksの賛否や政治の話ではなく、ここではいくつかすでに公開されているドキュメンタリーがオンラインで見れるのがあったのでまとめておこうと思いました(全部英語ですが)。どれもそれぞれの切り口なので実情の整理には良いかと思いつつ、まあ現在も主人公であるアサンジ氏は健在で毎日のようにニュースになっているわけで、すごい時代だなと思うわけです。

こちらは『The Fifth Estate』トレイラー


2013年10月に公開予定となっており、アサンジの元同僚ダニエル・ドムシャイト-ベルグ(ほとんどのドキュメンタリーに出てくる)の本などが元になってるとのこと。詳細は以下wired.jpの記事にあります。
アサンジ役をベネディクト・カンバーバッチが演じてるのですが、予告編だけでもカバンの持ち方や英語の訛りやイントネーションが本人を彷彿とさせます。政府が捕まえようとしてまだ捕まえられていない人が本格的な映画になってるというのがなんとも不思議な気もします。

ちなみに、ほとんどのこうした映画やドキュメンタリーに対してアサンジ氏自身は不快感を示しているという報道がされているようです。

http://wired.jp/2013/07/19/fifth-estate-trailer/


こちらはスウェーデンのテレビ局によるドキュメンタリー。2010年放送かと。



こちらはイギリスBBCによるドキュメンタリー。放送は2012年。




そして映画としては、今年に、『「闇」へ』(Taxi to the Dark Side)でアカデミー賞受賞歴もあるドキュメンタリー映画監督アレックス・ギブニーが手掛けた『We Steal Secrets: The Story of WikiLeaks』。
この映画にしかないインタビューなども含まれています。
http://www.youtube.com/watch?v=sHzaKAMKDno

こういった映画は日本ではなかなか公開されないので残念なのですが、インターネット上ではどこかで見つかるかと。

ちなみに、TBSラジオにて映画評論家の町山智浩さんによるレビューもあったのですが、わかりやすく内容を伝えています。



また、『The Fifth Estate』のトレイラーでも一瞬再現されてるシーンがあった、2009年あたりのアサンジ氏とドムシャイト-ベルグ氏による有名なプレゼン映像もまだありました。当時これを見たときはなかなか衝撃的でした。




まるで世界を巻き込むリアルタイム・バイラルキャンペーンのようなドラマチックな展開ではありますが、現実に起こっていることでして、wikileaksのような世界規模な問題はともかく、google グループの流失など身近なところでも起こりうるので、処理不可能な量の情報が溢れる時代は大変ですね。

『The Fifth Estate』は果たして日本からはいつ見られるのでしょうか。
他にも関連する良質のドキュメンタリーなどがあれば追加できればと思っています。


プログラマー/インターネット・アクティヴィストであった故Aaron Swartzのドキュメンタリープロジェクト
http://www.cbc-net.com/log/?p=6930