5月から8月まで開催されていた2012年麗水(ヨス)国際博覧会(EXPO 2012 YEOSU)のHYUNDAI パヴィリオンにて韓国のメディアアーティストグループJonpasangが手掛けたプロジェクションマッピング作品 ”Hyper-Matrix”。

一見、上の映像をみるとどういう仕組みなのかわからないのですが、実際に数千もの30cm x 30cmのキューブで構成され、それらが可動する壁を構築している。そのキネティックな動きだけでも美しいのだが、さらにそこのプロジェクションマッピングをしている。壁面に凹凸のエフェクトを演出することはプロジェクションマッピングで良く見受けられる仕掛けではあるが、実際に凹凸に可動する壁を作りだしたのはインパクトがあります。
キューブとサウンドも連動してたり、人が歩いてるとそれを追ってプロジェクションされたりと観客とのインタラクションもあるようです。
以下はメイキング映像。鉄製のフレームや個別にコントロールされているキューブの詳細が映っています。

Making of the Hyper-Matrix from yangsookyun

制作をしたのは韓国のメディアアーティストグループJonpasang。
公式サイトなどはまだないようですが、
Facebookページに手掛けた作品の情報などがありました。
https://www.facebook.com/JONPASANG






via
CreativeApplications.Net
designboom


ちなみに!
最近注目されているプロジェクションマッピングといえば、
今週末、東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の完成を祝う記念イベント「TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン-」が開催されるようです。

こちらも大規模で幅120m、高さ30mの巨大なスケールで、超高輝度プロジェクター46台を使用し、高精細フルCG映像で様々な描写がされるようです。

22日、23日の2日間限定で、時間は20:00/20:20/20:40となってます。

国内最大規模のプロジェクションマッピングになるようで、ぜひ見に行きたい!

日時: 2012年9月22日(土)・23日(日)
[20:00/20:20/20:40](予定)
会場: 東京駅 丸の内駅舎前広場
(東京都千代田区丸の内1-9-1)

主催: 東日本旅客鉄道株式会社
制作: 株式会社NHKエンタープライズ
入場料: 無料
http://www.nhk-ep.co.jp/vision/