ニューヨークのBREAKFASTが手がけた”Electromagnet Dot Display”はTNTのクライム・サスペンス番組Perceptionのプロモーション用のインスタレーション。LEDにも見える巨大ディスプレイだがこれは白黒反転する40,000このドットで構成されているアナログのデバイスとなっている。

ニューヨーク、マンハッタンのヘラルドスクエアに設置された7メートルの長さのインスタレーションは通行人に反応し、映しだされた文字などが崩れ落ちるなどのインタラクションが発生する。
ドラマの主人公が様々な文章からアナグラムを解決し犯罪の捜査をするところからコンセプトを得ている。

昔は地下鉄のビルボードなどで見られたようなアナログのフリップボードだが、このデバイスでは反応速度は格段に高めてるという。またインタラクションが起こる際にアナログならではの音がするのも興味深い。

インスタレーションは24時間稼働しており7月29日まで展示されるとのこと。








http://breakfastny.com/2012/06/reactive-super-speed-electromagnet-dot-display-per/


追記:
参考までに。
似たような仕組みで、ウッドチップを利用して光の階調でミラーのように映し出すDaniel Rozinの作品も興味深い。1999年の作品
(via @ANI3)



というか、この作家の作品いろいろおもしろいです。これも。

“Peg Mirror” (2007) by Daniel Rozin from bitforms gallery on Vimeo.