成田インスペクテッドの表紙をみて「ナツい!」と思ったら90年代ごろのdesign plexを読みあさったり、Buro Destructももちろん知っているグラフィックギークでしょう。
そんなBuroが参加している”type-for-type.com“というプロジェクトとドキュメント映像がリリースされていたのでご紹介。

このプロジェクトは大手マーカーのeddingの最も太い«edding 850»というペンのフォントを作成するというもの。

Buro Destructは15年以上、スイスの小さな町ベルンを拠点に活動しており、彼らのモットーは”Small City. Big Design.”。ドキュメント映像ではフォントの制作課程と彼らの制作環境やデザインに対する姿勢・ライフスタイルなどを伝えている内容になっています。音声はドイツ語、字幕は英語ですが、動画のディティールが作りこまれていて面白いです。途中、お昼ごはんにおばちゃんがスープを持ってくるシーンいいですね。

そしてこのフォントは type-for-type.comでダウンロードできます。早速ダウンロードしてみました。
サイトではユーザーが好きな文字列を入力できたりも。

またフォントをダウンロードするとフォルダ内にPDFマガジンがついてきます、このマガジンではedding 850フォントを使ったグラフィックがいろいろ入っているのですが、4月22日までグラフィックを募集しています。
応募されたグラフィックはこちらでみることもできます。(http://type-for-type.com/projekt-galerie/
そして選ばれたグラフィックはマガジンに追加されて4月24日以降に更新されるとのことで「もう一回ダウンロードしてね!」と。

こういうウェブを使った丁寧なデザインプロジェクトはいいですね。
ぜひフォントをダウンロードしてみてください!
type-for-type.com
フォントはフッターの真ん中のボタンからダウンロードできます。

そして、ぜひ日本勢もグラフィックを出してみてください!