OFFF2011 @Barcelona フォトレポ二回目、
ということで今回は個人的におもしろかったプレゼン、作品等いつくつか紹介します。

一回目はこちら ☞ http://www.cbc-net.com/log/?p=2241

上の写真は最終日の大トリ、Stefan Sagmeisterのプレゼン @サテライト会場。
さすがにプレゼンがものすごくうまい&すごい大御所感。

Stefan Sagmeister
http://www.sagmeister.com/

今回は”DESIGN AND HAPPINESS”というテーマを設定して
ここ最近の仕事を紹介。Levi’sのこの広告とかしれっと見せてたけどけっこうビックリした。
http://www.sagmeister.com/work/featured#/node/202



最後、シメに上のCM作品を紹介して終了。
自分の英語力が乏しくて言ってること全部は把握できなかったけど、
若干ストーリー仕立てで感動的なプレゼンでした。


個人的に一番おもしろかったのがLERNERT & SANDER という二人組のアーティスト/デザイナーのプレゼン。

Lernert & Sander
http://www.lernertandsander.com/

上の写真で紹介してるのはシューズショップのオープン記念に制作したインスタレーション。
http://www.lernertandsander.com/index.php?/projects/selfridges/


この二人に限らず、OFFFのプレゼンで一つ印象的だったのは出演者のプレゼン方法。
皆すごい工夫していて個性的。(あとやっぱりしゃべるのが上手い。)
例えば、LERNERT & SANDERの二人は上の写真の様にデスクトップ上に画像や動画ファイルを
アイコンぽく並べて全てクイックルックで表示。
説明終わったら手動でアイコンを右はじにドラッグ&ドロップ。
シンプルで簡単だけど気が効いてて良いアイデア。




このショートフィルムは彼らの代表作の一つ。(この作品をたまたまtumblrで見て知ってた)
どの作品もアウトプットがすごくシンプルでキレイ、加えてユーモアがある。
一見、現代美術作品としてのプライベートワークに見えるけど、
ほとんどがクライアントワークというのが驚き。


Aaron Koblinのプレゼン+CreativeApplications.NetとOFFFの共同企画ワークショップの
成果発表は非常に見ごたえあって、とても刺激的だった。

Aaron Koblin
http://www.aaronkoblin.com/

OFFF2011 ‘Let’s feed the future’ Workshop
http://www.creativeapplications.net/

Webを使ったインタラクティブMV「The Wilderness Downtown」や
RedioheadのMV、「House Of Cards」を手がけていることで知られるAaron Koblinは
最近リリースされた、WebGLをゴリゴリ使ったインタラクティブMV、ROMEの紹介など。



ROME: “WebGL: The Technology Behind ‘3 Dreams of Black'”
http://www.ro.me/


OFFF + CreativeApplications.Netの共催ワークショップはOFFF開幕の前日、8日に開催され
トータルで6時間半というものすごく短い時間で各チームが作品を実際に制作。
参加チームの中から二組がオーディエンスの前でプレゼンテーションを行った。

上の写真はWebGLを使ってKinectをブラウザで動作させるデモ。
6時間半でかなりしっかりした動作デモ作れちゃうのに驚き。

もう一組が発表した、レシートプリンターを使ったユニークにレーシングゲームも
6時間半でこんなん作っちゃうのていうがビックリ。

receipt-racer
http://www.undef.ch/receipt-racer



Sonarとの連動企画で開催されていた展示「OFFFMÀTICA」は規模がそこまで大きくないものの
”Other Mirror”というテーマのもと、いい感じにまとまったよい展示でした。



Points by DAITO MANABE & MOTOI ISHIBASHI
カメラで人のシルエットを解析し、改造したモデルガンでシルエットのアウトラインを紙に打ち抜いていく、
日本からの出展者、真鍋大度+石橋素による作品。
はじまる前の警告音ぽい音とか、銃が紙を撃ちぬく音など、音の迫力もすごい。
お二人はもう一つ「Fadeout」という作品も展示。




THE JANUS MACHINE by Kyle Mcdonald & Theo Watson & Zachary Lieberman & Daito
Kyle Mcdonaldをはじめ、総勢4名のコラボレーターによって制作された「THE JANUS MACHINE」。
その場でカメラ撮影された鑑賞者が、美しいパーティクルの3D映像となって映しだされる。
さらにパーティクルが流れるように変化し、前に撮影した人物に変化したりする。
この作品はローマ神話に登場する、前後2つの顔を持つ紙”ヤヌス(Janus)”がテーマになっているとのこと。



ということで、いくつかちょっと具体的に紹介してみました。
プレゼンターはメディア/テクノロジー系の人ばかりではなく、
Geoff Mcfetridgeみたいな、けっこうアナログ感あるイラストレータみたいな人も何組かいて、
意外と多様なアーティストが参加してるんだなという印象があります。
その点において、APMTはイベントの質的に近いものを持ってるんじゃないかと勝手に思いまして、
APMTが11回とか回を重ねて、OFFFみたいなステキなイベントになればいいなーなんて妄想しました。

おしまい



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