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5名の若手作家による展覧会「眺めのよい部屋」が11月26日より、豊島区南長崎のターナーギャラリーにて開催される。

この展示では、作品の展示空間に入場することができない。したがって、「眺めのよい部屋」から作品を鑑賞することになる。部屋には展示室に通ずる1つの窓があり、そこから見える光景がこの展示の光景となる。
これは、「ゴンドラから夢の国を俯瞰する」ことを想定している。

夢の国の「内部」にいる人は、いまここを「虚構のような現実」として実感するが、「外部」 から夢の国を覗いた人は、いまあの場所を「現実のような虚構」として感じられるはずだ。

本展では、作品はテーマパークのアトラクションのように配置される。作品は「内部」にあり、鑑賞者は「外部」からそれを覗く。

出展作家は、森田貴之、鷲尾怜、森野大地、石毛健太、布施琳太郎の5名。企画は出展作家でもある森田貴之が担当している。

果たして、「眺めのよい部屋」から見る風景は、どんなリアリティをもたらすのだろうか?

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森田貴之 「夏に僕の町に東京ができる。」(2014)


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鷲尾怜 「私はこの桶をAmazonで購入した」(2016)


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森野大地 「爪を切る夜」(2016)


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石毛健太 「Seven days without water make one week(weak)」(2016)


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布施琳太郎 「不誠実な声帯」(2016)


Information

眺めのよい部屋
http://nagameno-yoi-heya.tumblr.com/

11月26日(土) – 12月3日(土) ※日曜日は休み AM11:00~PM19:00
最終日12月3日17:00からレセプションを行う予定です。

■会場■

ターナーギャラリー 1階
〒171-0052 東京都豊島区南長崎6-1-3 都営地下鉄大江戸線 落合南長崎駅 A2出口より徒歩10分
 西武池袋線 東長崎駅 南口より徒歩8分
http://turnergallery.net/access

■出展作家■
森田貴之
鷲尾怜
森野大地
石毛健太
布施琳太郎