20161028_iphone_mural
渋谷神宮前のギャラリーBLOCK HOUSEにて総勢13名の若手作家による展覧会「iphone mural(iPhoneの洞窟壁画)」が開催中。

本展は、iPhoneのようなデバイスによって離散的に解体されると同時に、その部分は組み替えられ続けるアナグラムのように、織り込まれた状態と化した、現代の錯乱した「現実」について、洞窟壁画を通して考える中で用意された企画。
旧石器時代からの超時間的な断絶を経て、新しいバージョンの自然として現れた「現実」の洞窟的な風景を描くことを目指したインスタレーション展だ。

メインビジュアルはファッションブランドやマルチネレコードなどとのコラボレーションでも注目を集めるrei nakanishiが担当し、また近年、精力的な作品発表を展開する若手美術家・布施琳太郎がキュレーションを担当している。

参加作家はバントNATURE DANGER GANGのメンバーでもある芸人・ぼく脳や、ポストインターネットを呪術的に体現するバンド§✝§(サス)のメンバーでもあるurauny、3DCGを使用したインスタレーションや映像作品を制作している山形一生など、ジャンル不定の若手作家13名で、4つの展覧会によって構成される。

果たして、どのような展示空間になっているのか…!
会期は10月31日6:00まで、会期中は24時間オープン。

Information

iphone mural (iPhoneの洞窟壁画)
会期:2016年10月28日16:00より10月31日6:00まで
(会期中は24時間オープン)

会場:BLOCK HOUSE B1F (神宮前6-12-9)
アクセス:明治神宮前駅より徒歩5分、原宿駅より徒歩8分
http://blockhouse.jp/index.php

企画・配置:布施琳太郎
メインビジュアル:rei nakanishi

出展作家

「iPhone」
布施琳太郎
rei nakanishi

「説明のない匂い」
urauny
ぼく脳
海野林太郎
國冨太陽

「ι δ έ α」
香月恵介
都築拓磨
山形一生
ナクヤムパンリエッタ

「無限の無」
磯村暖
鐘ケ江歓一
庄島明源