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2月3日(水)から2月14日(日)まで、国立新美術館を中心に「第19回 文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が開催される。

今年度の文化庁メディア芸術祭には、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に、世界87カ国・地域から過去最多となる4,417 の作品が寄せられた。受賞作品展では、それらの中から選ばれた受賞・審査委員会推薦作品、功労賞受賞者の功績等を展示や上映、様々なプログラムを通じて紹介する。

シンポジウムやプレゼンテーション、ワークショップ等のプログラムには、国内外の多彩なアーティストやクリエイターが集い、同時代の表現や創作の世界を紹介する。

受賞作品一覧はこちら

以下、受賞作品の一部をご紹介↓

アート部門 大賞

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©2015 Bryan Wai-ching CHUNG


『50 . Shades of Grey』CHUNG Waiching Bryan [英国]
本作は、プログラミング言語を使用した、コンセプチュアルであると同時に視覚的な作品。
黒から白への50階調のグラデーションを表示させるための、6種類の異なったプログラミング言語で描かれたソース・コードのみが展示される。

アート部門 優秀賞



『The sound of empty space』Adam BASANTA [カナダ]
制御されたマイクロフォンによって発生するハウリングを通じて、マイクロフォン、スピーカー、周囲の環境音の相関関係を探る作品。

エンターテインメント部門 大賞



『正しい数の数え方』岸野 雄一 [日本]
子どもたちのための音楽劇であり、人形劇+演劇+アニメーション+演奏といった複数の表現で構成される、観客参加型の作品。

エンターテインメント部門 優秀賞



『Drawing Operations Unit: Generation 1』Sougwen CHUNG [カナダ]
作者と作者が開発したロボットアームが協働して同時にドローイングを行なう作品。ロボットアームは、天井に設置されたカメラとコンピュータの映像から得られる情報をもとに、人の動きを模倣するように設定されている。

Information

第19回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
http://festival.j-mediaarts.jp/


会期:2016年2月3日(水)~2月14日(日)
※開館時間、休館日は会場によって異なります。詳細は公式サイトにて。

会場:国立新美術館、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、スーパー・デラックス、セルバンテス文化センター東京

入場料:無料 ※全てのプログラムは参加無料です。
主催:文化庁メディア芸術祭実行委員会