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クリエイティブ・プロダクションGROUNDRDDIMがベルギーのモンス市にて、東京をテーマにした企画展をプロデュース
欧州文化首都「Ailleurs en Folie TOKYO」開催
Posted on 10月 9 金曜日, 2015 in: ピックアップ|
クリエイティブ・プロダクションのGROUNDRIDDIM(グラウンド・リディム)が欧州文化首都のメイン事業の一つで、東京をテーマにした企画展「Ailleurs en Folie TOKYO ~TOKYO WEEK~」を開催する。
「欧州文化首都」とはヨーロッパ連合が指定した加盟国の都市で、一年間にわたり集中的に文化行事を展開する事業。1985年から続く事業で、30週年を迎える今年の会場はベルギーのモンス市。
メインテーマに「メタモルフォーゼ(変容)」を掲げ、一年を通し様々な場所で展示、イベントが街の至る所で行われており、多くの来場者が訪れている。
「欧州文化首都」についてはこちらにわかりやすくまとまっている。
MAHARO (GROUNDRIDDIM)
Mon(Doppel / #BCTION)
「SENSELESS DRAWING BOT」
やんツー x 菅野創
やんツー x 菅野創
「Kanji City」井口皓太
国境を越えた人との縁、祭の宴、そして地球の円。様々な「EN」に、”エン”ターテイメントの要素を混ぜ、【絵画】【音楽】【テクノロジー】【食】【伝統】という5つのコンセプトを元に総勢40名を越す日本のアーティストが参加する。
日本のアーティストによるプリント・エキシビション「Japanese Art Exhibition ~EN~」では、QRコードを切り口に、データへのアクセス経路も整備し、リアルとクラウドを横断して、多層的にアーティストを紹介する。キュレーターを務めるのは、昨年話題となった都内のビル一棟をまるごと一つのアートスペースにしたBctionを主宰する、アーティストのMon。
参加アーティストは、2yang、AYAKO HISHINUMA、BAKIBAKI、DRAGON76、GRAVITYFREE、HAMADARAKA、omochialien、SHOHEI、SORBONNE SENSEI、SUIKO、TADAOMI SHIBUYA、TENGAONE、他、ストリートアート、ロウブロウアート、イラストレーションなどのシーンで活躍するアーティスト達が出展する。
また、今回のキービジュアルを担当するMAHARO(GROUNDRIDDIM)は、縁日をテーマに、外館から内装まで建物全体を飲み込むデコレーションを施工予定。
その他、オープニングパーティーでの、HIFANA x Rhizomatiksによる音とテクノロジーのコラボレーションライブや、やんツー x 菅野創による自律生成的に絵を描くドローイングマシンシリーズの展示、井口皓太による文字の形状に意味を持つ「漢字」を使ってランドスケープを表現した映像作品「Kanji City」の展示などが予定されている。
TOKYO WEEK以外にも、「欧州文化首都2015」では様々なプログラムが行われているようなので、ヨーロッパに行かれる際にはぜひ、ご注目いただきたい。
Information
Ailleurs en Folie TOKYO ~ TOKYO WEEK~http://mons2015.groundriddim.com/
MONS2015 Official HP
http://www.mons2015.eu/en
http://www.mons2015.eu/en/ailleurs-en-folie-t%C3%B4ky%C3%B4-0
期間:2015年10月15日〜25日
会場:ベルギー モンス市
Maison Folie – Salle Arbalestriers
Rue des Arbalestriers, 8
7000 Mons, Belgique
Key visual & Decolation
Art Director : MAHARO (GROUNDRIDDIM)
2000年よりイラストレーター、ペインター、アートディレクターとして活動を開始。
これまでに数多くの企業広告やミュージシャンとのコラボを経て、CD / DVD / Recordのアートワーク、イベントフライヤー、キャラクターデザイン等を手がける。ライブペイントにも積極的に取り組み、イベント全体の空間演出なども手がける。近年ではFACEBOOK JAPANオフィスの社内の壁画のグラフィックや、2015年に行われた六本木アートナイトではメインの デコトラ及び、ライブペインティングを行う。
TOKYO WEEKでは縁日をテーマに、外館から内装まで建物全体を飲み込むデコレーションを施工予定。中でも4mのダルマをモチーフにした祭りヤグラは見るものを圧倒させる出来栄えです。
EN ~Japanese Art Exhibition~
「EN」は、日本のアーティストによるプリント・エキシビション。
Art Director & Artists : Mon(Doppel / #BCTION)
1979年奈良県生まれ。美術家。京都市立芸術大学卒。ライブペイントパフォーマンス、壁画制作を軸に、インスタレーション、キャンバス作品等を発表している。 紋様を軸に様々な要素を組み込んだ作風が特徴的で、特にネイティブジャパニーズ・アイヌと、ネイティブアメリカン・ハイダから 強く影響を受けており、古代の寺院から引用した極彩色パターンとLEDライトの組み合わせにより展開する壁画シリーズ 「NEXTEFX」では、絵画における空間の支配力を高めるべく、壁画を一部屋丸ごと描く事で空間の視覚的操作を実験している。また、2001年に結成したライブペイントチーム「DOPPEL」での活動を通して、シーンのパイオニア的存在として認知されている。 近年ではBctionを主宰し、都内のビル一棟をまるごと一つのアートスペースにした。
~参加アーティスト~
2yang, AYAKO HISHINUMA, BAKIBAKI, DRAGON76, GRAVITYFREE, HAMADARAKA, HIDEYUKI KATSUMATA, IMAONE, KAZ, KLEPTOMANIAC, MAHARO, MON, ,MIZPAM, NIGAMUSHI, omochialien, SHOHEI, SORBONNE SENSEI, SUIKO, TADAOMI SHIBUYA, TENGAONE, TKO, USUGROW, XSENSE
Installation ~Senseless Drawing Bot~
第 15 回メディア芸術祭アート部門にて新人賞を受賞した菅野創とyang02 による、自律生成的に絵を描くドローイングマシンシリーズの展示。リアルタムによる描画をマシンによるライブペイントと位置づけ、感情を持ったかのように絵を描き上げる。
菅野創
1984年、千葉県生まれ。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科メディア表現専攻修了。電子回路やプログラミングを用いて、複数のテクノロジーの特性を結びつけることにより新たな表現を生むことを目指した作品を多く制作。
やんツー
1984年、神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。デジタルメディアを基盤に、グラフィティやストリートアートなど、公共の場での表現にインスパイアされた作品を多く制作。
Interactive Art ~KANJI CITY(New version)~
Kanji Cityは、文字の形状に意味を持つ「漢字」を使ってランドスケープを表現した映像作品。設置された自転車を漕ぐことで、漢字で描かれた日本の街並を木、川、寺、門など様々な漢字アニメーションの中を 進むことが出来ます。
井口 皓太
1984年神奈川県生まれ。TYMOTE代表。世界株式会社ディレクター。武蔵野美術大学基礎デザイン学科在学中に株式会社TYMOTEを現メンバーと共に創立。以後チームでのモノづくりを軸に グラフィックデザイン、映像、音楽、web、インターフェースデザイン等、様々なジャンルに取り組んでいる。京都精華大学非常勤講師、京都造形芸術大学非常勤講師
Food producer
goodmornings
創業以来、東京を中心に数々の文化的なイベント(日本伝統文化含む)や食に関わるワークショップ(年間100回以上)、飲食店(会員制レストラン、ビーチハウス他)、マルシェの企画運営を行う。2014年には日本各地の旬を発信するインバウンドの食メディア「SHUNGATE」を立上げ、全コンテンツの制作編集を担う。美術館等での食のプレゼンテーションも得意としている。Marunouchi cafeギャラリーのエキジビションにてNewYorkADC/ゴールドペンシル受賞、カンヌ広告賞ゴールドライオン受賞。SEADAYS(アウトドアフィットネス&カフェ)プロジェクトにてグッドデザイン賞受賞。TOKYO WEEKでは、FOOD COURTへのメニューの提供、日本酒・鍋等の日本食ワークショップを開催いたします。
OPENING PARTY
2015.10.15
Mons2015 & Maison Folie presents 祭RIDDIM in Ailleurs en Folie TOKYO
LIVE:HIFANA x Rhizomatiks with VJ GROUNDRIDDIM x C
DJ:DJ UPPERCUT
LIVEPAINTING:MAHARO, Mon(Doppel/#BCTION)
FOOD:goodmornings
Special Live Performance:HIFANA x Rhizomatiks
独創的な楽曲とドラムマシーンをリアルタイムに弾くオリジナルな演奏スタイルにより、世界へと活動の幅を広げるHIFANA。プログラマー/エンジニアを中心にテクノロジーを駆使した未来的なクリエイティブの数々で、常にFRESHな刺激を与え続けるRhizomatiks。日本が誇る2組のアーティストによる、世界最高峰の音とテクノロジーのコラボレーションライブ、遂にお披露目。
Special visual performance:GROUNDRIDDIM x C
Specialな場のみで披露されてきた、GROUNDRIDDIM x CによるVisual performamceヨーロッパ初見参。
DJ UPPERCUT (IMPACT/GROUNDRIDDIM)
1981年、東京府中市生まれ。幼少の頃にスケートボードを通じてヒップホップに出会う。その長年培われてきたプロダクションスキルは 他のプロデューサーからも信頼が厚くこれまでに 故 JAY DEE(R.I.P. J-DILLA), TOWA TEI, MURO, HIFANA, 近藤等則 等の多岐に渡る コラボレーションを行い、近年では鎮座DOPENESSの1stを全曲リミックスしたアルバム“200% RAP” / 配信EP “T.U.B.E.”を発表。タイトル曲 “T.U.B.E.”はゲーム『FIFA 14』のサウンドトラックにも選ばれ世界中にリリースされる。目下、多岐にわたるプロデュースワーク、CM音楽制作に邁進。鎮座DOPENESS & DOPING BANDとしてバンドにおいても活動中。