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実験的なパフォーマンスにおける継承と創作のサイクルを促し、創造的アーカイブのプラットフォームを構築していくプロジェクト「Tokyo Experimental Performance Archive」が7月18日の公演を皮切りにスタートする。

本プロジェクトでは、20世紀初頭に生まれ、身体行為表現、美術、音楽等の間で発展して来た実験的なパフォーマンスという表現領域、その蓄積された歴史的コンテクストを再構築し、次世代の創作活動に繋げていくことをミッションとしている。

プログラムは4つのプロセスから構成されている。まず、実際にパフォーマンス公演を上演。その模様を複数のカメラで撮影し、ネット上で配信。配信された映像を編集し、新たな映像作品としてネット上にアーカイブし、公開。実験的なパフォーマンスのコンテクストを言語化、歴史的パースペクティブを新たにつくる。
この一連のプロセスを一つのプログラムとして行うことで、アーカイブであると同時により開かれた新しい劇場でもある新しいプラットフォームの構築を目指す。

パフォーマンス公演は全3回。7月18日 大友良英、contact Gonzo、8月30日 室伏鴻、伊東篤宏、9月23日 山崎広太、恩田晃、の公演がそれぞれ予定されている。

9月15日のカンファレンスでは、藤幡正樹(東京藝術大学教授)、太下義之(UFJリサーチ&コンサルティング)、福井建策(弁護士)、川口隆夫(ダンサー/パフォーマー)、向雲太郎(舞踏家・振付家・演出家)、大谷能生(音楽家・批評家)、木村覚(美学研究者、ダンス批評)他が出演。

詳細、チケット予約は公式サイトより。
イベントだけでなく、一連のプロセス、展開にも要注目だ。

Information

Tokyo Experimental Performance Archive
http://t-epa.com/

会 場 : スーパー・デラックス ( 港区西麻布 3-1-25 B1F)
チケット : 前売 2,300 円/当日 2,500 円 ワンドリンク別途 (700円)
※日時指定・全席自由
取り扱い : 公式サイトから予約 http://t-epa.com/

2014年7月18日(金)
開演 : 19時30分
料金 : 前売 2.300 円 当日 2.500 円 ワンドリンク別途 (700円)
出演 : 大友良英、contact Gonzo

2014年8月30日(土)
開演 : 19時30分
料金 : 前売 2.300 円 当日 2.500 円 ワンドリンク別途 (700円)
出演 : 室伏鴻、伊東篤宏

2014年9月23日(火・祝)
開演 : 19時30分
料金 : 前売 2.300 円 当日 2.500 円 ワンドリンク別途 (700円)
出演 : 山崎広太、恩田晃

カンファレンス
2014年9月15日(月・祝)
開演 : 17時
料金 : 前売 2.300 円 当日 2.500 円 ワンドリンク別途 (700円)
出演 : 藤幡正樹 ( 東京藝術大学教授 )、太下義之 (UFJ リ サーチ&コンサルティング )、福井建策 ( 弁護士 )、川口 隆夫 ( ダンサー / パフォーマー )、向雲太郎 ( 舞踏家・振 付家・演出家 )、大谷能生 ( 音楽家・批評家 )、木村覚 ( 美 学研究者、ダンス批評) 他

主催 : 一般社団法人日本パフォーマンス / アート研究所
企画協力・会場協力・運営協力 : スーパー・デラックス
協力 : 藤森 純(弁護士)
プロデューサー : 小沢康夫(一般社団法人日本パフォーマンス / アー ト研究所)
助成 : アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)