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書籍『Access to Materials デザイン/アート/建築のためのマテリアルコンピューティング入門』の刊行を記念し、著者の脇田玲氏、ファブラボジャパンの田中浩也氏によるトークイベントが7月23日、ジュンク堂書店 池袋本店にて開催される。

本書では、サーモクロミックインク・導電インク・導電糸などの“魔法の素材”と呼ばれているものと、Arduino・Proessing・Pure dataなどのオープンソースのツールを組み合わせることで、新しいものづくりを読者に提供することを目指し、具体的な素材や電子工作の道具の紹介から、それら使った実験の解説など充実した内容になっている。

本トークイベントでは、本書が提示するマテリアリティへのまなざしが、これからのものづくりをどのように変えていくのか、またパーソナルファブリケーションやメイカームーブメントの未来はどのようになっていくのか、8月に開催される「世界ファブラボ会議 in 横浜」もふまえつつ語っていく。

「マテリアルコンピューティング」を始めるようとしている人、興味のある人はぜひ足を運んでほしい。

http://www.cbc-net.com/topic/2013/04/access-to-materials/

Information


「脇田 玲著『Access to Materials -デザイン/アート/建築のためのマテリアルコンピューティング入門』刊行記念
ファブリケーションとマテリアライゼーションのこれから」


http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=1561
会場:ジュンク堂書店 池袋本店 – 豊島区南池袋2-15-5
開催日時:2013年07月23日(火)19:30 ~

プロフィール


脇田 玲(わきた あきら)
慶應義塾大学環境情報学部准教授
2002年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。ラティス・テクノロジー株式会社、フリーランスを経て、2007年より、慶應義塾大学環境情報学部准教授。スマート素材、ロボティクス、CAD/CAMの知見を統合したデザインエンジニアリングのアプローチから、変形、変色、自己組織化するシステムのアーキテクチャを追求している。主な著作に『x-DESIGN―未来をプロトタイピングするために』(慶應義塾大学出版会、2013)、『Matter in the Floating World』(PrincetonArchitectural Press、2011 共著)『デザイン言語入門―モノと情報を結ぶデザインのために知っておきたいこと』(慶應義塾大学出版会、2009)がある。
http://metamo.sfc.keio.ac.jp/

田中 浩也(たなか ひろや)
慶應義塾大学環境情報学部准教授
京都大学総合人間学部卒業、東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。博士(工学)。東京大学生産技術研究所助手などをへて、2005年慶應義塾大学環境情報学部専任講師、08年同准教授。2010年米マサチューセッツ工科大学(MIT)建築学科客員研究員。経済産業省未踏ソフトウェア開発支援事業・天才プログラマースーパークリエイター賞(2003)、グッドデザイン賞新領域部門など受賞多数。著書に『いきるためのメディア―知覚・環境・社会の改編に向けて』(共著、春秋社)など。新しいものづくりの世界的ネットワークであるファブラボの日本における発起人であり、2011年には鎌倉市に拠点「ファブラボ鎌倉」を開設した。


★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5