特定非営利活動法人デジタルポケットは、コンピュータ・プログラミングでの作品制作を通して、情報化社会で生きる力を育てるまったく新しい教育サービス『ビスケット塾』を発表した。

今6歳の子どもが22歳になったとき、社会は今と比べてどのように変わっているだろうか?コンピュータとそれを利用したインターネットの登場により、大変なスピードで社会は変化している。『ビスケット塾』は、子どもがコンピュータの本質(プログラミング)に触れる体験を通して、この情報化社会で生きるための力(創造力、科学的思考力、問題解決力)を育む。

実際のレッスンは、造形教室と科学教室のよいところをとりいれ、毎回ワークショップスタイルで教え合いやコミュニケーションを引き出しながら進める。
また、1人1台のタブレットPCまたはアンドロイドタブレットを用い、コンピュータ・プログラミングを使った作品制作で子どもの創造力を刺激する。

文字や数字を使わずに絵だけでプログラムが作れる画期的なプログラミング言語「ビスケット」でのプログラミング体験を通じて、私たちの生活の一部になっているコンピュータやデジタルメディアというものを理解し、さまざまな表現活動にアプローチする。

幼稚園年長(翌春に小学生)〜小学4年生までを対象にしたクラスは2013年4月からスタート。
これ以外に、未就学児童向け、高学年向けのコースも開催準備中。

子どもとその保護者向けた初回の「レッスン1」は無料で受講できるので興味のある方はぜひ。
その他、詳細は公式サイトにて。




Information

教育サービス『ビスケット塾』
http://www.digitalpocket.org/

【特定非営利活動法人デジタルポケットとは】
特定非営利活動法人デジタルポケットは、新しい学びの方法として近年期待されている「ワークショップ」の手法を用い、子どもから高齢者までのすべての年代の人々に対して、情報文化の普及啓発に関する事業を行い、情報化社会に生きる人々の情報リテラシーの向上に寄与することを目的とし、2011年11月に設立されました。
ビジュアルプログラミング言語「ビスケットを使った、プログラミングのワークショップの企画と実施、また、このワークショップのファシリテータの育成を行っています。
2012年度は、学校、放課後教室、美術館・博物館、企業など、29箇所の会場(複数日程にまたがるものもあり)でビスケットを用いたワークショップ・講師の活動を行い、2000人弱を動員しました。

【ビスケットとは】
2003年にNTTの研究で開発された「誰でもプログラミングを体験してコンピュータの本質が理解できる」をコンセプトとしたビジュアルプログラミング言語です。インターネットにつながったパソコンがあれば、ブラウザ上で自由自在にプログラミングができます。
http://www.viscuit.com/