ライゾマティクスが手がけた音楽フェスティバルの演出(2012年)


山口情報芸術センター[YCAM]にて、デザイン/アート/エンジニアリングを横断する新しい表現形態で、常に世界的に注目を集めるクリエイティブカンパニー「ライゾマティクス」の展覧会が1月27日より開催される。

本展は、気鋭のアーティストの作品やプロジェクトを紹介する展示シリーズ「scopic measure(スコピック・メジャー)」の第15弾として行われるもので、今回は、「ライゾマティクス」の新作インスタレーション「pulse(パルス) 3.0」が発表される。

本作は、彼らがこれまでに手がけてきたレーザー光線/映像/音響/ロボティクスによるインスタレーションやショーケースを統合し、大幅なアップデートを加えた最新作で、人間の視聴覚の限界にテクノロジーを介してアプローチすることで、表現の枠組みを押し広げていく挑戦的な試みとなる。

また、展示の開催に合わせてライブコンサート「sound tectonics #12」が1月26日に開催される。
このイベ ントでは展示空間内で、パフュームなどの振付で知られる振付家・MIKIKO率いるダンスカンパニー「elevenplay」のダンスパフォーマンスや、サウンドアーティスト・Taeji Sawaiのライブパフォーマンス、 音楽家・ametsubのDJセットが披露される。

展示と会わせて、お楽しみ頂きたい。





Information

scopic measure #15
ライゾマティクス新作インスタレーション「pulse 3.0」

http://www.ycam.jp/art/2013/01/scopic-measure-15.html

日付 : 2013-01-27(日)–2013-03-24(日)
時間 : 10:00〜19:00
場所 :山口情報芸術センター[YCAM]スタジオB
料金 : 無料

参加アーティスト:
ライゾマティクス(Rhizomatiks)
真鍋大度
石橋素
比嘉了

ビジュアル:takcom
音楽:ametsub、Nosaj Thing、FaltyDL
振付:MIKIKO
サウンドデザイン:Taeji Sawai
ビジュアルプロデュース:P.I.C.S.

主催:公益財団法人山口市文化振興財団
後援:山口市、山口市教育委員会
支援:平成24年度文化庁地域発・文化芸術創造 発信イニシアチブ
技術協力:YCAM InterLab
企画制作:山口情報芸術センター[YCAM]

関連イベント

sound tectonics #12
日付/時間 : 2013-01-26(土)14:00開演(30 分前開場)
場所 : 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオB
料金 : 500円※要申込
URL : http://www.ycam.jp/live/2013/01/sound-tectonics-12.html

出演:elevenplay、Taeji Sawai、ametsubほか

振付 : MIKIKO
ビジュアル : takcom
音楽 : ametsub、Nosaj Thing、FaltyDL
サウンドデザイン : Taeji Sawai
ビジュアル・プロデュース: P.I.C.S.

申込方法
電子メールにて、下記項目をご記入のうえ、お申し込みください。
・参加希望のイベント名
・氏名(ふりがな)
・電話番号またはメールアドレス

申込先
メールアドレス : reserve@ycam.jp

主催:公益財団法人山口市文化振興財団
後援:山口市、山口市教育委員会
技術協力:YCAM InterLab
企画制作:山口情報芸術センター[YCAM]
平成24年度文化庁優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業

Profile


ライゾマティクス(Rhizomatiks)
2006年設立。デザイン、アート、建築、数学、工学など、様々なバックグラウンドを持つ個性豊かなクリエイター、エンジニアからなる少数精鋭のプロダクション。既存の枠組みを越えたクリエイションにより、常に新たなフォーマットを生み出し続けている。
http://www.rhizomatiks.com/

真鍋大度(まなべ・だいと)
1976年生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業、国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]DSPコース卒業。プログラミングを駆使して様々なプロジェクトに参加。世界各国でワークショップを行うなど教育普及活動にも力を入れる。文化庁メディア芸術祭大賞など受賞多数。「4nchor5 la6(アンカーズ・ラボ)」共同主宰。
http://www.daito.ws/

石橋素(いしばし・もとい)
1975年生まれ。2006年株式会社DGN設立。企業やファッションブランドのラウンジ、科学博物館などにおける展示システムの企画/制作において、主にインターフェイスデザイン、デバイス設計、プログラミングを担当している。「4nchor5 la6(アンカーズ・ラボ)」を共同主宰。
http://www.dgn.jp/

比嘉了(ひが・さとる)
1983年生まれ。多摩美術大学大学院情報デザイン領域修了後、フリーランスのプログラマーとして活動。2011年より株式会社ライゾマティクス。映像制作や編集のシステムからアプローチしたリアルタイムな舞台演出やインスタレーション、ライブパフォーマンスなどを行う。