「第15回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が、2012年2月22日(水)から3月4日(日)まで開催される。
国内外から集まった2,714作品のなかから選ばれたアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ部門の作品を紹介。各部門の大賞、優秀賞、新人賞の受賞作品や審査委員会推薦作品を約150点が展示される。

メイン会場の国立新美術館のほか、サテライト会場として東京・六本木周辺の4会場(東京ミッドタウン d-labo、TOHOシネマズ六本木、メルセデスベンツコネクション、ニコファーレ)においてさまざまな催しが展開される。
受賞作品や審査委員会推薦作品を展示・上映するほか、受賞者や審査委員をはじめとしたシンポジウム、アーティスト・トーク、ワークショップなど今年もイベントが盛りだくさん。

本年は、新たな特設ウェブサイトにて会場案内や期間中開催されるイベント情報を公開されている。
毎年多くの人で賑わうメディア芸術祭、今年はどんな展示となるのだろうか。

特設サイト:
http://megei.jp/

プレスリリース:
http://megei.jp/press_release.pdf

展示はもちろん足を運んでもらいたいが、
アーティストトークやシンポジウムがたくさんあるなか、いくつかCBCNETのオススメは以下。

「”マッシブデータフロー”の時代のメディアアート 」
2月29日(水)16:00~18:00
コンピューターテクノロジーの進化、クラウドやソーシャルメディアの普及のなかで、世界の見え方、知覚の仕方を変えてきたアートはど
のような可能性を持つのでしょうか?メディアアートそのものの過去や未来を問い直す、意欲的なテーマシンポジウムです。
出演者:池上 高志(東京大学大学院教授)、江渡 浩一郎(メディアアーティスト/産業技術総合研究所研究員)、畠中 実(NTT インターコミュニケーション・センター主任学芸員)
ファシリテーター :
後藤 繁雄( アート部門審査委員 /京都造形芸術大学教授)

「キャラクター文化の行方 
 インターネット/n次創作後の展開について」

3月3日(土)13:00~15:00
インターネット普及とそれにともなう同人市場(n次創作市場)の激増によって、日本におけるマンガ・アニメ・ゲームなどのキャラク
ター文化は大きく進化・発展を遂げました。この現状分析をふまえ、今後キャラクター文化にどのような発展性があるのかを議論します。
出演者:濱野 智史(社会学者/批評家)、森川 嘉一郎(明治大学国際日本学部准教授) 、竜騎士07(シナリオライター/イラストレーター) ほか   
ファシリテーター :
宇野 常寛(評論家)



第15回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展 概要


<メイン会場>
国立新美術館 企画展示室1E/3F講堂/3F研修室
場所:東京都港区六本木7-22-2
会期:2月22日(水)~3月4日(日)10:00-18:00 金曜日は20:00まで 28日(火)休館
内容:作品展示・上映、シンポジウム、ワークショップ、トークイベント、パフォーマンス

<サテライト会場>
1  d-labo(東京ミッドタウンタワー7F)
場所:東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウンタワー7F
会期:2月22日(水)~3月4日(日)[平日]11:00-19:00[土、日]10:00-18:00 ※2月28日(火),3月3日(土)は他イベント開催のため休み
内容:マンガライブラリー、読書会、トーク&上映会

2 メルセデス・ベンツ コネクション
場所:東京都港区六本木7-8-1
会期:2月22日(水)~3月4日(日)10:00-20:00
内容:作品展示・上映、トークイベント、ワークショップ

3 ニコファーレ
場所:東京都港区六本木7-14-23 セントラム六本木B1F
会期:2月22日(水)、24日(金)、27日(月)、29日(水)*イベントによって開催時間が異なります。詳細は特設サイトにてご確認ください。
内容:ゲームセンター、トークイベント

4 TOHOシネマズ六本木ヒルズ プレミアスクリーン
場所:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内
会期:2月22日(水)~3月4日(日)1日1回上映 *イベントによって開催時間が異なります。詳細は特設サイトにてご確認ください。
内容:アニメーション上映、映像作品上映
観覧料:無料
主 催 :文化庁メディア芸術祭実行委員会
特設サイト:http://megei.jp/