松堂今日太と宮本亜門による2人展、“Unseen” がSUNDAY ISSUEにて11月18日より開催される。

ガラス作家、舞台演出家としてそれぞれ活動している2人は、2008年の“GOØD DESIGN”展より内なる意識を表現する試みとして、KYOTA!&AMONというアートワークユニットをつくり、作品を制作し、展示してきた。

2回目の展覧会となる今回は、2人の作家の共通のキーワードである、 ミエナイモノ について、松堂はガラスを使用し、宮本は木材を使用して、新作を発表する。

松堂は、受け継がれていくもの、同時に変化する曖昧な観念、脆くも強い生命の鼓動を、ガラスを用いて可視化し表現する。宮本は、人の手が係らず自然によって作りだされた造形物に対し、科学という人類によって生み出された知恵を組み合わせ 1つの造形物にすることで、モノに宿っている空間と時間を切り取り表面化することを試みる。

会期中は、ヴィヴィアン佐藤KiNG山川冬樹を招いたトークイベントも予定されているので、展示と合わせてお楽しみ頂きたい。


Information

松堂今日太と宮本亜門 2人展
“ Unseen ” ミエナイモノ

http://www.sunday-issue.com/schedule/gallery/1464/

会期:2011,11,18 (fri) 〜 27 (sun)
会場:SUNDAY ISSUE
時間:
火 – 金 13時 – 20時
土・日・祝 12時 – 19時
月 定休(祝日の場合も休みとなります)
※営業時間/お休みは異なる場合がありますので、詳しくはSUNDAY ISSUE WEBの「Calendar」をご覧下さい。

企画:WM affice
企画/協力:SUNDAY ISSUE
協賛:COEDO BREWERY

【トークイベント日程】
11/19 15:00~16:00 松堂今日太 & 宮本亜門
11/22 20:00~21:00 松堂今日太 & ヴィヴィアン佐藤 & KiNG
11/23 15:00~16:00 松堂今日太 & 宮本亜門
11/26 20:00~21:00 宮本亜門 & 山川冬樹
※1ドリンク注文制となります

Profile


松堂 今日太
1973年沖縄生まれ。
東京ガラス工芸研究所を経て、長崎で吹きガラスの制作・デザインをする。
ニューヨーク在住4年間、ナショナル・アカデミー・オブ・デザイン・スクール・オブ・ファインアーツに
通いながら、アーバングラスで制作し、ギャラリーやショップで作品を展開。
2004年、日本クラフト展入選。
2006年、広尾のギャラリーで個展を開催。 
2007年、琉球ガラスとウルシを融合させたLaglassのデザインを手がける。
2008年、宮本亜門とKYOTA!&AMONのユニットで『GOØD DESIGN (ゴッド デザイン)』展を開催。
2010年、ロンドン短期滞在。セントラル・セント・マーチンズにてキュレーションや舞台装置・衣裳コースを専攻。
「3331アンデパンダン」出展。
2011年、吹きガラスの手法を酸素バーナーでパイレックスガラスを用いた作品へ移行し、制作を続ける

宮本 亜門
1958年東京生まれ。
出演者、振付師を経て、2年間ロンドン、ニューヨークに留学。
帰国後の1987年演出家としてデビュー。
2004年、ニューヨークのオンブロードウェイにて「太平洋序曲」を東洋人初の演出家として手がけ、
同作はトニー賞の4部門でノミネートされる。
2007年、米・サンタフェ・オペラで現代オペラ「TEA」の上演。
2008年、米・ワシントンのジャパンフェスティバルで「UP IN THE AIR」を発表。
2008年、松堂今日太とKYOTA!&AMONのユニットで『GOØD DESIGN (ゴッド デザイン)』展を開催。
2010年、ロンドンのウエストエンドでは日本人初の演出家としてミュージカルを上演する。
神奈川芸術劇場(KAAT)の芸術監督に就任。
2011年、三島由紀夫「金閣寺」を舞台化し、リンカーンセンターフェスティバルで上演。
ミュージカルのみならず、ストレートプレイ、オペラ等、活動の場を世界へ広げている。