写真家・本城直季の個展が、9月24日から11月5日まで、Takuro Someya Contemporary Art と nap galleryの二会場で開催される。

実際の都市や風景をミニチュアのように見せる手法で知られているが、コミュニティーや人の介在が背景に生じている景色や建造物を、自然界において観察されるひとつの表現型として撮影している。
同時に、フィルムへのこだわり、4 x 5判カメラの煽り、空撮、世界へ及ぶ広範なロケ地選定など、構築的に積み重ねられた要素が表すその柔らかな絵で注目されている。

今回、nap gallery では、代表作ともなっている住宅街の空撮により南スウェーデンのスコーネ地方を撮影。
TSCAでは、東京の住宅街を地上から切り取った作品を、10年前の未発表作品と共に最新作を展示する。

相反する手法、対極にありながらも本城のフィルターを通して一対になる2会場での作品をこの機会にぜひご覧頂きたい。


Takuro Someya Contemporary Art
Copyright© Naoki Honjo

Information

本城直季 個展
LIGHT HOUSE Tokyo

2011年9月24日(土)-2011年11月5日(土)
会場:
Takuro Someya Contemporary Art
〒104-0045
東京都中央区築地1-5-11 築地KBビル 1F

nap gallery
住所101-0021
東京都千代田区外神田6-11-14
アーツ千代田3331 209