英国のアーティストユニットのサーカムスタンスによる街を舞台にした観客参加型のパフォーマンス『サトブモブ:これが最後であるかのように』が、横浜トリエンナーレに併せて2011年8月6日に横浜で開催される。

サーカムスタンスは英国人アーティスト、ダンカン・スピークマンとサラ・アンダーソン、カナダ人アーティストのエミリー・ グルニエによるユニットで、都市を舞台に観客参加型のユニークなプロジェクトを発表している。

今回のパフォーマンスでは、参加者は、事前に指定されたウェブサイトからMP3のサウンドトラックを携帯やiPodなど各自の端末にダウンロード。 イベント当日、地図に示された場所に集合し、サウンドトラックを再生してストーリーがスタートする。

参加者はパフォーマンスを通じて、パートナーや他の参加者とともに「ひそやかに」同じ時間・体験を共有するとともに、見慣れた街の光景に新たな魅力を発見する。不特定多数の人々が突如公共の場で派手なアクションを行う「フラッシュモブ」以降の新たな試みとして、「サトルモブ」(Subtle=ひそやかな)という名のもと行われているこのプロジェクトは、ロンドン、アムステルダム、 香港など世界各地で話題を呼んでいる。

新たなテクノロジーと従来の技術を組み合わせ、カメラを使うことなく映画のような体験を作り出し、日常の中に叙情的な世界を生み出す。

現在、公式ウェブサイトより申し込み受付中。
サーカムスタンスが手がけるまったく新しい演劇の形を体験してみよう。


Information

観客参加型のパフォーマンス
サーカムスタンス 「サトルモブ:これが最後であるかのように」

http://subtlemob.com/

日時:2011年8月6日(土) 18:30-19:00
会場:横浜市内某所 参加費:無料
参加申込方法:サトルモブの公式ウェブサイト http://subtlemob.com より、メールアドレスをご登録ください。
後日、サウンドトラックのダウンロード先のURLと、当日の集合場所についてご案内のメールをお送りします。
主催:ブリティッシュ・カウンシル 急な坂スタジオ STスポット
共催:横浜市
ヨコハマトリエンナーレ2011 連携プログラム

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サーカムスタンス
英国人アーティスト、ダンカン・スピークマンとサラ・アンダーソン、カナダ人アーティストのエミリー・ グルニエによるアーティストユニットで、都市を舞台に観客参加型のユニークなプロジェクトを発表している。大勢の人々が参加するパフォーマンスのほか、パーソナルで親密性の高い作品や、書籍やワークショップなど、その形態は多岐に渡る。新たなテクノロジーと従来の技術を組み合わせ、カメラを使うことなく映画のような体験を作り出し、日常の中に叙情的な世界を生み出している。