最近、Amazonによせられる、レビューという枠を超えた、読み応えのあるものや明らかに笑いを取りにいっている「レビュー文学」あるいは「レビュー芸」ともいえるものが気になっている。各レビューが参考になったかどうかを訪ねる「はい」「いいえ」ボタンが、ある意味、「いいね!」ボタン的に流用されている傾向もあり、これらのレビュー芸が、単なるサービス精神によるものなのか、あるいは「参考になった:はい」をたくさん集めることによってなにらかのインセンティブがAmazonからもたらされるためなのかは不明だが、少し気になる現象。いくつか好きなものを紹介してみる。

あなたはもしかして…

天才あらわる

ザ・ニュー・インサイト

聖書の新しい解釈解説

僕の人生を救った本解説

あの人も愛用

なんでソーセージ

印鑑を巡る謎の対比構造

とあるレビュー芸人の記録

中2文学

一つの商品を通じて人生を感じさせるレビュー文学の金字塔


人がなにかを書ける場所さえあればそこに物語は介在するのだなあ。
そして、それらの物語によって各場所(メディア)の特性があぶり出される。
例えば、電車男、例えばケータイ小説、例えばAmazonレビュー芸などなど…